健康 栄養学 疾病改善

「虫歯」を予防・改善する栄養学的アプローチ⁉

 

お口の中は清潔

 

この記事を読むと分かること

  • 虫歯が発症する「メカニズム」
  • 虫歯を「予防・改善」する方法
  • 虫歯になりやすい食べ物とは?
  • アルコールが虫歯を誘発する⁉

 

趣味筋肉
栄養の学校NNCやセミナー・書籍・論文などで「栄養学」を学んでいる、栄養オタクトレーニー、趣味筋肉(しゅみきん)です。

筋トレ歴6年、2019年JBBFメンズフィジーク”県2位”

 

そもそも、栄養摂取で「虫歯」を改善することは可能なのか?

 

結論から言うと、栄養摂取では虫歯は改善できません。

 

しかし、『栄養管理で虫歯の予防は可能』です。

 

この記事では、虫歯を予防するための栄養管理を紹介します。

 

■虫歯が発症するメカニズム

 

☆虫歯が発症するメカニズム

 

「ご飯(糖)」を摂取
  ↓
「ミュータンス菌」が糖を食べて代謝させる
  ↓
代謝物として「有機酸」を生み出す
  ↓
有機酸が増えるほど「pH」が低くなり酸性に傾く
  ↓
「カルシウム」が歯の表面から溶け出す
  ↓
「脱灰」が更新していく
  ↓
虫歯になる

 

◎「脱灰」と「再石灰化」のバランスが大事

 

歯が溶け出す「脱灰」ばかり更新していまうと、いずれ歯がなくなってしまいます。

 

ですので、脱灰と同時に「再石灰化」というものも起きています。

 

☆「再石灰化」とは?

ご飯の摂取で「唾液」が分泌
  ↓
酸を中和する働きが起こる
  ↓
溶け出した「リン・カルシウム」が歯の中に戻ってくる

 

脱灰と再石灰化のバランスが整っていれば、虫歯は発症しにくくなるということです。

 

◎口内は虫歯に最高の環境

 

口内は、虫歯にとって最高の環境が整っています。

  • 常時36度前後に保たれている
  • 湿度は100%
  • 300種類以上の菌が存在している

 

虫歯は感染症の一つですが、口内環境は感染症が起こりやすい状態と言えます。

 

ですので、虫歯を予防する対策が必要になります。

 

◎裕福な国ほど虫歯になりやすい

 

多くの病気は、栄養を摂取することによってリスクを減らすことができます。

 

しかし「虫歯」の場合は、食べないことがリスクを減らすことに繋がるのです。

 

裕福な暮らしをしている先進国と後進国では、先進国のほうが虫歯発症のリスクが高いというデータがあります。

 

理由は単純で、ご飯(糖)を多く摂取できる人ほど虫歯のリスクが高くなるからです。

 

不自由なく食事をしている先進国の人が、虫歯を発症しやすいのは”当たり前”と言えますね。

 

■虫歯の予防・改善方法

 

虫歯になる原因は「糖」です。

さらに「粘性のある糖の継続摂取」が一番の原因となります。

 

では、どうすれば虫歯を予防・改善できるのか?

当たり前のことではあるものの、とても大事なことなので日頃の生活で意識してください。

 

◎虫歯を予防・改善する方法

 

☆虫歯を予防・改善する方法

  • 口内環境を清潔に保っておく
  • 歯医者に行く
  • 炎症の原因にもなる歯石・歯垢は取り除く
  • 虫歯の部分を削る

 

虫歯を予防するためには、歯磨きが一番大事です。

また、定期的に歯石・歯垢を落とすのも、虫歯の予防に効果的になります。

 

◎虫歯になりやすい「糖の種類」

 

糖の種類には、ブドウ糖・果糖・麦芽糖・ショ糖があります。

その中でも、一番虫歯になりやすいのが「ショ糖(ブドウ糖+果糖」です。

いわゆる「砂糖」ですね。

 

繰り返しになりますが、ショ糖の中でも”粘性のあるもの”が危険です。

※ キャラメル、飴、水飴、クリーム系のデザート、蜜系のものなど

 

糖が口の中にある状態だと、虫歯になりやすくなってしまいます。

ですので、粘性の甘いものを食べたあとは、すぐに歯磨きをする習慣をつけましょう。

 

◎歯に関係する栄養素

 

☆歯に関係する栄養素

  • タンパク質
  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ビタミンD
  • カルシウム
  • リン
  • マグネシウム

 

これらは、歯を形成するのに深く関係する栄養素です。

しかし、虫歯を改善することとは関係がありません。

 

◎歯磨き粉に含まれる「フッ素」

 

フッ素には、抗菌作用・歯質強化作用があります。

 

これは、有機酸によるpHの酸性化をアルカリ性に寄せる働きがあるからです。

 

口内が酸性になるのを防ぐことで「脱灰」を抑えることができ、虫歯の予防になります。

 

ほとんどの歯磨き粉に含まれていますが、歯磨き粉を買うときは”フッ素入りの歯磨き粉”を選ぶと良いでしょう。

 

■アルコールが虫歯を誘発する⁉

 

「アルコールを飲むと虫歯になる」

このように言われることがあります。

 

しかし、アルコールを摂ったからと言って虫歯になりやすくなるということはありません。

 

アルコールを摂ると”虫歯が痛むこと”はあります。

これは、アルコールを摂取すると血流が良くなるからです。

 

血流が良くなり血管が膨張して、神経を圧迫し痛みを感じるというメカニズムです。

 

ですが、アルコール(特にワイン・ビール)を摂取すると、酸がエナメル質を溶かしてしまうということも報告されています。

 

ですので、長時間でのアルコールの摂取は控えて、なるべく早く歯磨きをするようにしましょう。

 

■まとめ【食後は必ず歯磨きをしよう】

 

今回は、栄養管理での虫歯の予防・改善を紹介しました。

 

虫歯の原因のほとんどは、長時間の口内環境の不衛生です。

特に”粘性のある糖質”は、口内環境を最悪にします。

 

虫歯を発症させないためにも、口内環境は常にクリーンに保っておくように心がけましょう。

 

◎要点まとめ

 

最後に簡単にまとめておきます。

 

要点まとめ

  • 「脱灰」と「再石灰化」のバランスが大事
  • 虫歯の一番の原因は「粘性のある糖の継続摂取」

☆虫歯を予防・改善する方法

  • 口内環境を清潔に保っておく
  • 炎症の原因にもなる歯石・歯垢は取り除く
  • 歯医者に行く
  • 虫歯の部分を削る

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事があなたのお役に立つことができたのなら幸いです。

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趣味筋肉(しゅみきん)

筋肉・栄養オタク|2019年JBBFフィジーク県2位|フィットネスライター|筋トレ初心者でも”即実践可能な栄養学”を発信|健康的にバルクアップ・ダイエットしたい人向けの栄養記事を書いてます!|月間1万PV以上

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