野球でいえば『三冠王』
この記事を読むと分かること
• どんなときにコレステロール値に”異常値が出るのか?
• コレステロール値に”異常がある人”の改善方法
この記事は、大手サプリメントメーカーで16年以上にわたって企画・開発に携わってきた”桑原弘樹”さんの著書『サプリメント健康バイブル』を参考にしています。
コレステロール値に”異常がある”ってどんな状態?
「コレステロール値に”異常がある”ので、食生活を見直してください」
こんなことを言われたことのある人、多いんじゃないでしょうか?
そもそも、コレステロール値に”異常がある”とはどんな状態なのか?
一言でいうと、「LDL(悪玉コレステロール)」の数値が高くて、「HDL(善玉コレステロール)」の数値が低い状態のことです。
「コレステロール値」を改善する方法
以前は「総コレステロール値」として、コレステロール全体を抑えるように指導されていました。
しかし、近年では「総コレステロール」を抑えるのではなく「LDL(悪玉コレステロール)」を抑えよと、指導が変わってきています。
コレステロール値には「HDL(善玉コレステロール)」と「LDL(悪玉コレステロール)」があります。
そして「HDL(善玉コレステロール)」には、「LDL(悪玉コレステロール)」を回収する役割があるのです。
つまり、『HDL(善玉コレステロール)を増やすことが、LDL(悪玉コレステロール)を下げることに繋がる』ということになります。
コレステロール値を下げる”3つ”の方法
上記でも説明しましたが、コレステロール値を改善するためには「善玉コレステロール」と「悪玉コレステロール」の割合が大事です。
下記では、コレステロール値を改善する方法を具体的に解説しています。
✔︎ コレステロール値に”異常がある人”の3つの改善方法
•(1)HDL(善玉コレステロール)を増やす”栄養素”を摂る
•(2)コレステロール自体の”摂取量”を減らす
•(3)摂取したコレステロールの”吸収”を抑える
それでは、ひとつずつ解説していきますね。
(1)HDL(善玉コレステロール)を増やす”栄養素”を摂る
繰り返しになりますが、「HDL(善玉コレステロール)」を摂取することにより、コレステロール値を改善することができます。
ですので、『HDLを増やす栄養素を摂取することで、コレステロール値を改善する』ことができます。
✔︎「HDL(善玉コレステロール)」を増やす栄養素
• 青魚などに含まれる「DHA・EPA」
• トマトに豊富に含まれる「リコピン」
特に「DHA・EPA」は、善玉コレステロールを増やす効果のほかに、動脈硬化の予防、中性脂肪の合成の抑制までしてくれます。
野球でたとえるなら、「三冠王」級の活躍です。
→『オススメのEPA・DHA』はこちら
(2)コレステロール自体の”摂取量”を減らす
コレステロール値の改善のため、『HDL(善玉コレステロール)の割合を増やす』という発想も大事です。
しかし、『コレステロールを摂り入れない』という努力も必要になります。
✔︎ コレステロールを多く含む食材
• 卵類
• 魚介類
• 肉類
• お菓子類
数値を改善するときは、栄養の摂取を『増やすという発想』より、『減らすという発想』のほうが効果的です。
(3)摂取したコレステロールの”吸収”を抑える
コレステロールを減らす食事を意識していても、摂りすぎてしまうこともあります。
そこで、摂り過ぎたコレステロールの”吸収を抑えてくれる”のが『食物繊維』です。
✔︎ 食物繊維の種類
• 不溶性食物繊維
• 水溶性食物繊維
コレステロールの吸収を抑えてくれるのは「水溶性食物繊維」のほうです。
「水溶性食物繊維」は、水分保持力が強く、水に溶けるとドロドロのゲル状に変化します。
このとき、余分なコレステロールを吸着して、便と一緒に排出してくれるという仕組みです。
ちなみに、「トクホ」のマークの食品や飲料で使われている「難消化性デキストリン」は、水溶性食物繊維のひとつです。
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まとめ
今回は、『コレステロール値に異常がある人の改善方法』を紹介しました。
健康診断で”異常値”が出た人は、ぜひ試してみてください!
最後に、簡単にまとめておきます!
まとめ
•「LDL(悪玉コレステロール)」が増えると"異常値”が出る
•「HDL(善玉コレステロール)」を増えると”数値が改善”する
• 「水溶性食物繊維」は、コレステロールの”吸収”を抑える
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が、あなたのお役に立つことができたのなら幸いです。