健康

ストレス解消するには「運動しかない!」【脳を鍛えるには運動しかない!】

 

ストレスは、『ワクチン』みたいなもの

 

この記事を読むと分かること

• ストレスの定義ってなに?

• ストレスが身体に与えるさまざまな悪影響

• 運動が与えるポジティブなデータ

 

趣味筋肉
こんなことが分かる記事を書きました。

この記事は、脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方を参考にしています。

本書は、運動のメリットを”最新のエビデンス(科学的根拠)”ととも書かれているので信頼できる書籍です!

 

この記事を読んだあなたは、ストレス解消のため、『今すぐ運動がしたくなる』ことでしょう。

 

「ストレス」の定義

 

「ストレス」という言葉はだれもが知っているものの、その意味を理解して使っている人はほとんどいません。

 

社会的ストレス、肉体的ストレス、代謝ストレスといった具合に、慢性のものから急性のものまで、その形も大きさもさまざまです。

 

「今仕事で大変なストレスを抱えている」

この場合のストレスは、『周りの環境からかかる重圧』を指しています。

 

「ストレスがひどくて、まともに考えられない」

この場合のストレスは、そうした重圧ゆえに『湧き上がってくる感情』を指しています。

 

このように、「心理的なストレス」と、それがもたらす「生理反応」の区別ができていません。

 

さらに、ストレスには、「気を張っている程度」のものから、「人生のごたごたにすっかり打ちのめされている」というものまであります。

 

これほどまでに曖昧な、ストレスという概念。

しかし、ストレスを生物学的に定義するなら、『ストレスは体の均衡を脅かすもの』といえます。

 

たとえば、椅子から立ち上がろうとするのも、失業しそうになることも、フランス語を習うことも、知らない人に会うことも、そして筋肉を動かす動作の一切も、脳に負担を強いる。

すべて、ある種のストレスと言え、脳にしてみればストレスはすべて同じなのです。

 

ストレスが身体に与える影響

 

ストレスが長期間かかり続けると、慢性ストレスになり、やがて精神的な緊張が肉体的な緊張へと変わります。

 

ストレスが体を攻撃し始めると、うつ病や不安障害といった本格的な精神疾患になります。

 

そして、高血圧、心臓疾患などが引き起こされ、がんになる恐れもあります。

 

慢性的なストレスは、脳をズタズタにすることさえあるのです。

 

ある程度のストレスは身体にとって『必要なもの』

 

ストレスは、免疫系に『ワクチンがもたらす効果と、同じような効果を脳に及ぼしている』といわれています。

 

少々のストレスを与えると、脳細胞は十二分に回復し、将来の要望に備えてガードを固くする。

筋肉と同じように、いったん壊れて、より丈夫に作り直されるという仕組みになっています。

 

神経科学者はこれを『ストレス免疫』と呼んでいます。

 

つまり、ストレスがそれほど過酷なものでなく、回復する時間があれば、私たちの心の機械はよりスムーズに動くようになる。

ストレスが良いか悪いかの問題ではない。

『ある程度のストレスは、必要不可欠なものである』ということです。

 

 

ストレス解消するなら「運動しかない!」

 

近年、オフィス内に専用ジムを設けたり、社員にスポーツクラブへの入会を促したりする企業が増えています。

 

医療保険会社のなかには、顧客のスポーツクラブの会費を負担しようというところも出てきています。

 

企業がこれほど気前がいいのは、数々の研究によって運動が従業員のストレスを減らし、生産性を上げることが示されているからです。

 

運動することによるポジティブなデータ

 

イギリスのリーズ・メトロポリタン大学の2004年の研究では、会社のジムを利用している従業員は生産性が高く、仕事をよりうまく処理できると感じていることが明らかになった。

被験者となった210名の大半は、昼休みに45分〜1時間のエアロビクスのクラスに参加し、残りの人は30分〜1時間、ウェイトトレーニングをしたりヨガをしたりした。

1日の仕事が終わるとそれぞれ質問票が渡され、同僚と協力しあえたか、時間管理ができたか、締め切りが守れたかについて、自己評価した。

回答者の65パーセントが、運動した日には3項目すべてにおいて、いつもよりよくできたと答えた。

全体的に見て、彼らは運動をすると仕事に対して前向きになり、ストレスが減った。

それに、昼休みにエネルギーを消費したにもかかわらず、午後になってもそれほど疲労を感じなかった。

 

ほかの研究でも、定期的に運動をしている従業員は病欠が少ないという結果が出た。

ノーザン・ガス社では、会社が提供する運動プログラムに参加している社員は、病気で休む日数がそうでない社員より80パーセントも少なかった。

ゼネラルエレクトリック社の飛行機部門が一定期間にわたって調査したところ、同社のフィットネスセンターのメンバーになった従業員の医療費請求額は二七パーセント下がった。ちなみに非メンバーの請求額は一七パーセント増加した。

1990年代後半にコカ・コーラ社が公表した報告書によると、同社のフィットネス・プログラムに参加している従業員の保険請求額は、参加していない従業員に比べて平均で500ドル少なかった。

 

 

運動によって免疫機能を大幅に改善できる。近年では、医者はがん患者に運動を勧めるようになった。

免疫反応を高める上でも、ストレスやうつをはねのける上でも有効だからだ。

運動ががんを治すとは決して言わないが、研究によると運動の有無は、ある種のがんの要因になっているらしい。

35件の研究のうち23件が、運動不足の女性の方が乳がんのリスクが高いことを示している。

また、体をよく動かす人は結腸がんにかかる確率が50パーセント低い。

さらに、65歳以上で運動をしている男性は、通常は死に至る進行性前立腺がんにかかる確率が70パーセント低い。

 

現代人は、かつての人類よりずっと生き延びやすくなったのに、むしろより強いストレスを感じがちだという進化のパラドックスにすべては帰着する。

祖先と比べてほとんど体を動かしていないことが、その矛盾をますます深刻なものにする。

ストレスが多ければ多いほど、脳をスムーズに活動させるには体を動かす必要があるということを、ぜひ覚えておいてほしい。

 

 

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

この記事が、あなたのお役に立つことができたのなら幸いです。

 

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趣味筋肉(しゅみきん)

筋肉・栄養オタク|2019年JBBFメンズフィジーク県2位|フィットネスライター|筋トレ初心者でも”即実践可能な栄養学”を発信|健康的にバルクアップ・ダイエットしたい人向けの栄養記事を書いてます!|月間1.5万PV以上

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