この記事で解決できるお悩み
✔︎ ダイエットに筋トレが必要な理由ってなに?
✔︎ 消費カロリーを増やす「褐色脂肪」について教えて!
僕自身、この本に書かれていることを実践し、減量に成功して『JBBFメンズフィジークで県大会2位』になることができました。
僕の周りの人も、今回紹介する本と少しのアドバイスで、多くの人が減量・ダイエットに成功しています!
この記事は「ホンマでっか⁉︎TV」でおなじみ、骨格筋評論家の”岡田隆”准教授(バズーカ岡田)の書籍『除脂肪メソッド』を参考にしています。
なにもしなくても、『マイナス5kg』
ダイエットしたいけど、「筋トレはめんどくさい」という人
食事管理と並行して『絶対に筋トレもやったほうが良い』ですよ。
この記事を読めば、『ダイエットのときは、筋トレも同時にしたほうが効率がいいじゃん』ということが分かります。
この記事を読んで、今すぐ筋トレを始めちゃってください!
ダイエットをするときは「筋トレ」をやったほうが良い3つの理由
ダイエットの大原則は『摂取カロリー < 消費カロリー』です。
この大原則を守っていれば、間違いなく体重は落ちていきます。
しかし、あなたがダイエットをする本当の目的は、『体重の数値を減らすこと』ですか?
「わたしは体重の数値だけ減ればいい」という人は、食事管理だけで大丈夫です。
ですが、もし、『カッコいい体になりたい、メリハリのある体になりたい』と思うのなら
食事管理と並行して「筋トレ」もやったほうが良いです。
なぜ、筋トレもやったほうが良いのか3つの理由を紹介します!
筋トレをやったほうが良い3つの理由
•(1)筋肉が増えて「基礎代謝」が上がる
•(2)筋肉がついて「メリハリ」のある体になる
•(3)「褐色脂肪」が増える
(1)の、筋肉が増えて「基礎代謝」が上がるというのと、(2)の筋肉がついて「メリハリ」のある体になるというのは、誰でも理解できると思います。
今回のキーワードは「褐色脂肪」です。
「褐色脂肪」という言葉は、あまり聞きなれないと思います。
ですが、この「褐色脂肪」はダイエットにおいて、めちゃめちゃ重要なものです。
「白色脂肪組織」と「褐色脂肪組織」
脂肪組織には大きく分けて「白色脂肪組織」と「褐色脂肪組織」の2つがあります。
✔︎『白色脂肪組織』
「白色脂肪組織」は、白色の「トリグリセリド(中性脂肪)」が、主成分となっています。
ステーキの脂身みたいな色をしています。
✔︎『褐色脂肪組織』
「褐色脂肪組織」は、トリグリセリドに加え、『エネルギーの生産工場』のような働きをする「ミトコンドリア」を多く含んでいます。
ミトコンドリアの中では、「鉄」を含む赤いタンパク質の「チトクローム」が重要な働きをしており、チトクロームが赤色のため「褐色脂肪」も茶褐色になっています。
それでは、今回のキーワード「褐色脂肪」について解説します。
「褐色脂肪」とは
「褐色脂肪」は、熱をつくることが専門の脂肪組織で、トリグリセリドをエネルギー源として「熱」を生産しています。
要するに、『消費カロリーを上げてくれる脂肪組織』ということです。
「クマ」や「リス」のように冬眠をする動物は、褐色脂肪をたくさん持っています。
その褐色脂肪を少しずつ使いながら、長い冬を乗り越えているのです。
「ヒト」の褐色脂肪は、胸の上部や脇の下周辺に、全体で「40g」程度の量が付いています。
高熱が出たときに、胸や脇が熱くなるのは、この褐色脂肪が影響しています。
ちなみに、体温のために必要な熱生産のうち、約20%が褐色脂肪、そのほか20%は肝臓や腎臓、残りの60%は筋肉が担っています。
1日100kcalも消費する?「UCP(脱共役タンパク質」とは?
「UCP(脱共役タンパク質)」は、ミトコンドリアの中に存在します。
UCPを簡単に説明すると、『ATPを合成するときに発生する、無駄な部分』です。
この「無駄な部分」が多ければ、消費カロリーが増えるということです。
「褐色脂肪」のミトコンドリアの中には、「UCP1」という脱共役タンパク質が存在しています。
※褐色脂肪の中にあるUCPで、1番最初に見つかっので「UCP1」と名付けられました。
この「UCP1」は、1日に「100kcal」も消費しています。
たかが100kcalと思うかもしれませんが、10日なら「1,000kcal」、100日なら「10,000kcal」、365日なら「36,500kcal」です。
体脂肪に換算すると、5kgほどになります。
同じ食事を続けていて、5kgは大きい差ですよね。
ですが、この「UCP1」が、正常に作られない人は、日本人の20%とされています。
「UCP1」が正常に作られない人は、「太りやすい体質」ということになってしまいます。
そういう人は、「ベージュ細胞」なら増やすことができます。
第3の脂肪「ベージュ脂肪」を増やそう!
上記で説明したように「褐色脂肪」の中には「UCP」が存在し、熱を出してエネルギーを消費する働きがあります。
つまり、「褐色脂肪」増やせば、消費カロリーを増やすことができるということです。
ですが、「褐色脂肪」そのものを増やすことはできません。
褐色脂肪そのものを増やすことはできませんが、「白色脂肪」の中に「褐色脂肪」が入り込んだ、「ベージュ脂肪」は、増やすことはできます。
ベージュ細胞は、「イリシン」というホルモンが重要な役割をしています。
「シリシン」は、筋肉を動かすと、筋肉から分泌されます。
つまり、「ベージュ細胞」を増やす方法は「筋トレ」です。
実際アスリートやボディビルダーは、一般の人よりもはるかに脂肪が落ちやすい体質になっているようです。
つまり、筋トレを行えば、脂肪を燃焼してくれる「ベージュ細胞」を増やすことができます。
ダイエットの主役が「筋トレ」になる時代へ
今回は、「褐色脂肪」について細かく解説しました。
ダイエットの本当の目的は『かっこいい体、メリハリのある体になりたい!』だと思います。
ですので、ダイエットをする人は『食事管理と並行して、筋トレ』も行いましょう!
最後に、簡単にまとめておきます。
まとめ
• ダイエットの大原則は『摂取カロリー < 消費カロリー』
•「褐色脂肪」を増やせば、消費カロリーが上がる
• 褐色脂肪を増やす方法は「筋トレ」
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が、あなたのお役に立てたのなら幸いです。