この記事を読むと分かること
・ダイエット中にアボカドは食べない方がいいのか?
・ケトジェニックダイエットには効果的?!
・アボカドの特筆すべき栄養素「ルテイン」
「アボカドは”良質な脂質”だからダイエット中でも食べなきゃ。。。」
このような人は、”ダイエットに失敗する人”かもしれません。
この記事では、ダイエット中にアボカドを食べてはいけない”非常にシンプルな理由”を解説します。
記事を読むことで、アボカドを食べてダイエットに失敗することが無くなることでしょう。
■ダイエット中は「アボカド」を食べないほうがいい理由
ダイエット中にアボカドを食べないほうがいい理由は、”非常にシンプル”です。
その理由とは「脂質が非常に多いから」です。
脂質が多い食品は必然的に”高カロリー”になります。
ダイエットの大原則は「消費カロリー」>「摂取カロリー」です。
このような、”アンダーカロリー”を継続することで体重を減らすことができます。
つまり、脂質が非常に多いアボカドを食べるとオーバーカロリーになりやすいので「ダイエットには向いていない」ということです。
◎「アボカド」の栄養素
参考:https://calorie.slism.jp/107006/
✓アボカドのPFCバランス(100gあたり)
- エネルギー:187kcal
- タンパク質:2.5g
- 脂質:18.7g
- 炭水化物:6.2g
(食物繊維):5.3g
参考:https://calorie.slism.jp/107006/
✓アボカドの微量栄養素(100gあたり)
ビタミンEが特に多く、ビタミンB郡も豊富。
ミネラルだと、カリウムが多い。
※ビタミンE:血圧の低下、悪玉コレステロールの低下
→ ダイエット中に効果的と言える
しかし、これくらいの量ならアボカドから摂取するより「マルチビタミンミネラル」のサプリを活用したほうが圧倒的に効率が良い。
ちなみに、アボカドは100gあたり187kcalですが、ダイエットの味方「ブロッコリー」は100あたり33kcalです。
◎アボカドは良質な脂質だから食べてもOK?!
参考:https://calorie.slism.jp/107006/
✓アボカド(100gあたり)の脂質:18.7g
- 飽和脂肪酸:3.21g
- 一価不飽和脂肪酸(オメガ9):10.82g
- 多価不飽和脂肪酸:2.16g
(オメガ3):0.13g
(オメガ6):2.03g
アボカドの脂質のほとんどは「オメガ9」と「オメガ6」です。
オメガ9・6は、通常の食事で不足することのない脂質になります。
ローファットダイエットの場合、1日の脂質の摂取量が少ないため、アボカドを摂取すると肉や魚など脂質を含むタンパク源に制限が出てしまいます。
オメガ3の量も少ない・脂質過多になる。
これらを考慮すると「アボカドは優先的に摂取すべき食品ではない」と言えます。
◎ケトジェニックダイエットには適している?
アボカドは脂質が非常に多いため、脂質を大量に必要とするケトジェニックダイエットには適しています。
炭水化物は6.2gですが、そのうち5.3gは食物繊維です。
糖質をほとんど含まない脂質源としては、ナッツ類よりもケトジェニックに向いていると言えるかもしれません。
■アボカドの特筆すべき栄養素「ルテイン」
アボカドの栄養素で、PFCバランス以外で注目すべき点は「ルテイン」という栄養素です。
ハードに減量・ダイエットをしている人ではなく、40〜50代で健康維持のためにボディメイクをしている人にオススメの栄養素になります。
◎「ルテイン」とは
ルテインは、眼球の裏側の黄斑に貯蔵されている「視力の衰えを抑える働きのある栄養素」です。
ルテインは、眼球の黄斑にある”視細胞の働きを活性化”させます。
40代以降になると視細胞の活性が顕著に低下するので、視力の衰えを感じる人はアボカドは積極的に摂取すべき食材になります。
「黄斑変性症」や「白内障」を抑える働きもあります。
■まとめ
今回は、ダイエット中に「アボカド」は食べてはいけない理由を解説しました。
ダイエットの大原則は「消費カロリー」>「摂取カロリー」です。
どんなに健康良いと言われる食材でも、ダイエットの大原則を守ることができなければ痩せることはできません。
ダイエットをしたい人は、「食材の栄養素」よりも「カロリー収支」に目を向けましょう。
要点まとめ
・ダイエットの大原則は「消費カロリー」>「摂取カロリー」
・アボカドは”オーバーカロリー"になりやすい食材
・アボカドは”良質な脂質”ではない
・糖質が少なく脂質が多いためケトジェニックには向いている
・視力に不安がある人に効果的な「ルテイン」が豊富
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事が、あなたのお役に立つことができたのなら幸いです。