健康

健康になりたければ『有酸素運動』をせよ【脳を鍛えるには運動しかない】

 

『健康』にお金なんて必要ない

 

この記事を読むと分かること

•「運動」が”脳に良い”といわれる理由

•「運動」をするたくさんのメリット

• 具体的にどんな運動をしたら良いのか

 

趣味筋肉
こんなことが分かる記事を書きました。

この記事は、脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方を参考にしています。

本書は、運動のメリットを”最新のエビデンス(科学的根拠)”ととも書かれているので信頼できる書籍です!

 

この記事を読んだあなたは、運動のたくさんのメリットを知ることができ、『今すぐ運動がしたくなる』ことでしょう。

 

『ネパーヴィルの軌跡』

 

ハーバードの”ジョンJ・レイティ”氏と”エリック・ヘイガーマン”氏の著書『脳を鍛えるには運動しかない!』は、膨大な量の研究結果から「最新のエビデンス(科学的根拠)」を元に書かれています。

 

そして、この本の第一章にはこんなことが書かれています。

 

シカゴにある「ネパーヴィル・セントラル高校」である実験をしました。

1時間目の授業の前に、「0時限目」として体操やランニング、ダンスなどの有酸素運動をするという実験です。

結果は、生徒の成績が17%も上がりました。

そして、肥満や血圧、心拍数も改善し、理科で世界1位、数学で世界6位という成績を収めることができたのです。

 

これは『ネパーヴィルの軌跡』と呼ばれています。

 

なぜ、生徒の成績がここまで上がったのか?

理由は、『有酸素運動を行うことで、血液がさかんに送り出され、脳がベストな状態になった』からです。

 

『文武両道』は”理にかなっている”

 

「スポーツ万能で、勉強もできる」

あなたが学生の頃、このような人いませんでしたか?

 

「運動」と「勉強や仕事」には、密接な関係があります。

 

Appleの元CEO”スティーブ・ジョブズ”は、『重要な話をするとき、考えをまとめるとき』は、公園や道路で歩いて行なっていました。

偉大な作曲家の”ベートーヴェン”は、『歩きながら作曲をしていた』といわれています。

そして、直木賞作家の”村上春樹”さんは、毎日10kmランニングしていて、フルマラソンに参加するほど運動をしているのです。

 

何が言いたいかというと、『世の中の頭の良い人、仕事のできる人はみんな運動をしている』ということです。

 

脳を鍛えるには運動しかない

 

「健康のために、運動は必要だと思いますか?」

こんな質問をすれば、100人に聞いて100人が「イエス」と答えるでしょう。

 

しかし、具体的に”運動がもたらすメリット”を答えられる人は少ないと思います。

「なんとなく、運動は健康に良さそう」このくらいの人が大多数です。

 

ですので、ここからは『運動をすると得られるメリット』を紹介していきます。

 

運動をする『1番のメリット』

 

運動をすると得られる1番のメリットは『BDNF(脳由来神経栄養因子)が分泌すること』です。

 

「BDNF(脳由来神経栄養因子)」は、”脳の栄養”になって、脳細胞を増やします。

「脳」を”植物”だとすると、「BDNF」は”肥料”のようなものです。

 

「BDFF(脳由来神経栄養因子)」が分泌すると、記憶力や集中力の向上、アイデアが出るなど、脳に活力を与えてくれます。

同時に分泌される「ドーパミン」にも、記憶力や集中力を向上させる効果があります。

 

運動をする → BDNFが分泌する → 脳が活性化する

 

運動による『精神的なメリット』

 

運動には、精神をポジティブな状態にする効果があります。

 

運動をすることにより、幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が分泌されるからです。

セロトニンには不安を解消する効果や、精神を安定させる効果などがあります。

 

そして運動は、精神疾患にも効果的です。

ストレス、パニック障害、鬱、ADHD、依存症、社交不安障害にも効果がある、と膨大な調査により分かっています。

 

「鬱になると体を動かすことさえできない」と言われますが、それは逆です。

『体を動かさないから、鬱になる』のです。

実際、『鬱の薬を飲むより、運動の方が効果が高い』とも言われています。

 

運動をしないと『脳が劣化する』

 

実際のところ、脳は筋肉と同じで『使えば育つし、使わなければ萎縮』していきます。

 

ですので、運動不足になると、「BDNF」の分泌が減少し、脳が萎縮して劣化していくということです。

認知症になる原因も、BDNFが減って、脳が萎縮するために起こるものと言われています。

 

また、40歳を過ぎると「BDNF」の分泌がどんどん減っていきます。

歳をとれば取るほど、BDNFを分泌するために運動が必要になるということです。

 

さらに、”老後にボケる”

このような人が後を立たないのは、高齢になると運動をしないからです。

 

歳をとっても、健康的に豊かな生活を送りたいのなら、今から運動習慣を身につけましょう。

 

『本当の脳トレは運動』ということですね。

 

具体的にどんな運動をすれば良いのか?

 

脳を鍛えるために行なう運動は、『週に4回、30〜60分の有酸素運動』です。

 

有酸素運動の種類は何でも構いません。

ランニング、ウォーキング、エアロバイク、水泳、ダンスなど

 

ここで大事なのは、有酸素運動の種類ではなく『一貫して継続すること』です。

 

ちなみに、精神状態が悪い人、歳を取っている人は、運動を増やす必要があります。

高齢の人は、できるなら毎日運動をしたほうがいいです。

 

脳を鍛えるのに”1番適している”のは『有酸素運動』

 

なぜ、脳を鍛えるのに「有酸素運動」が1番適しているのか?

理由は、『先祖は昔からずっと、歩いたり、走ったり、狩りをしたりしていたから』です。

 

私たちの先祖は、獲物が動けなくなるまで、とにかく歩いて時には走って狩りをしていました。

そのときの行動様式が、まだ体に組み込まれているのです。

 

つまり、先祖がやっていたような、長時間の有酸素運動、たまにダッシュという運動が1番適しているということです。

 

人類の歴史の99%は『狩猟時代』

 

私たち人間の身体は、ここ数年の”テクノロジーの進化”についていけていません。

 

2,500,000年前『狩猟時代』

  ↓

10,000年前『農耕スタート』

  ↓

250年前『産業革命』

 ↓

『現在』

 

人類の歴史の、99%以上が『狩猟時代』です。

人間の身体は、ゆっくり時間をかけて環境に適応しながら進化していきます。

 

ですがここ数年は、とんでもないスピードで”テクノロジーは進化”していますよね?

 

ですので、『テクノロジーの進化』と『人間の進化』には大きなギャップがあるということは知っておいてください。

 

まとめ

 

今回は、ハーバードの”ジョンJ・レイティ”氏と”エリック・ヘイガーマン”氏の著書『脳を鍛えるには運動しかない!』から、運動のメリットについて解説しました。

 

「あなたは運動をしたくなりましたか?」

 

もし「運動をしたい!」と思ったのなら、今すぐ『有酸素運動』を始めてみてください。

BDNFが分泌し、あなたの脳は活性化され、豊かな人生の第一歩になることでしょう!

 

簡単にまとめておきます。

まとめ

• 運動をすると「BDNF」が分泌され、脳が活性化する

• 運動は「鬱」を改善する

• 運動が不安やストレスを解消する

• 運動をしないと”脳が劣化”してボケる

「有酸素運動」を週に4回以上、30〜60分行うのが理想

 

最後に、こんな言葉を紹介します。

人生において成功するために、神は人にふたつの手段を与えた。

教育と運動である。

しかし、前者によって魂を鍛え、後者によって体を鍛えよ、ということではない。

その両方で、魂と体の両方を鍛えよ、というのが神の教えだ。

このふたつの手段によって、人は完璧な存在となる。──プラトン

 

 

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

この記事が、あなたのお役に立つことができたのなら幸いです。

 

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趣味筋肉(しゅみきん)

筋肉・栄養オタク|2019年JBBFメンズフィジーク県2位|フィットネスライター|筋トレ初心者でも”即実践可能な栄養学”を発信|健康的にバルクアップ・ダイエットしたい人向けの栄養記事を書いてます!|月間5万PV以上

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