トレーニング

「筋肉痛」と「ケガ」の違いを区別する能力を身につけよう!

 

「ケガ」をしないことが1番大事

 

この記事を読むと分かること

•「筋肉痛」が起こる原因とは?

•「ケガ」とは、どういう状態のことをいうのか?

 

趣味筋肉
こんなことが分かる記事を書きました。

この記事は、全米で有名なストレングスコーチ・Mark Rippetoe氏の超ベストセラー著書の日本語版「スターティングストレングス」を参考にしています。

 

「筋肉痛」と「ケガ」の違いを区別する能力を身につけよう!

 

ウエイトトレーニングを行なっていると「筋肉痛」と「ケガ」が出てきます。

正しいフォームや適切な重量でトレーニングをしていても、高重量を扱ったトレーニングではケガのリスクも高まります。

 

ハードなトレーニングに、ケガは付き物です。

 

トレーニングの成果を出すためには、長い目でみて『ケガをしないことが1番大事』といえます。

「筋肉痛」と「ケガ」の違いを理解していれば、トレーニングをしても良いのか、それとも休むべきなのか判断できます。

 

ですので、筋肉痛とケガの違いを正しく理解しておきましょう!

まずは、「筋肉痛」から解説していきますね。

 

筋肉痛の原因はハッキリ解明されていない?

 

昔から筋肉痛は広く認知されており、多くの研究が行われてきました。

ですが、筋肉痛の原因は、いまだにハッキリ解明されていません。

 

筋肉痛は、筋繊維の中にある収縮する部分が炎症を起こした結果だと考えられており、炎症を抑える治療に効果があるともいわれています。

ですが、『炎症が筋肉の成長や回復には必要』という意見もあります。

 

現在、ハッキリといえるのは『乳酸と筋肉痛は無関係である』ということです。

※乳酸とは、筋収縮によって一時的に生まれる代謝物質

 

筋肉痛は、いまだにハッキリ解明されていませんが、軽い筋肉痛ならトレーニングは行っても大丈夫そうです。

 

筋肉痛はどんな時に出るのか?

 

たいていの場合、『身体が適応していないことを行う』と筋肉痛は出やすくなります。

 

たとえば、初めて行なうトレーニング、久しぶりに行うトレーニングなどです。

普段、体を動かしていない人は、ストレッチをしただけでも筋肉痛になることがあります。

 

トレーニングのやり方が間違っていれば、人間に起こる筋肉痛の中でも、強烈と言えるような痛みを体験することになるでしょう。

 

一般的に、トレーニングの量、強度、種目選びなど、プログラムを変更すると筋肉痛が起こりやすくなります。

 

軽い筋肉痛ならトレーニングを行っても良い

 

筋肉痛は、時間が経ってから感じ始めるものです。

運動の量や強度、年齢、体力レベルなどによって「12〜48時間」ほどの幅があります。

このことから、運動に関する文献では「遅発生筋肉痛」という用語が使われています。

 

筋肉痛は、極端に強い痛みでなければ、トレーニングの妨げになることはありません。

実際に、多くのアスリートは筋肉痛を抱えながらトレーニングを行い、多くの記録を打ち立ててきました。

ウォームアップを行なったあとで、『可動域全体を使って動作を行える』ようであれば問題ありません。

 

筋肉痛を追い求めたトレーニングは、筋肉の成長、パフォーマンス能力の向上の妨げになります。

トレーニングの”目的”を、履き違えないよう気をつけましょう。

 

すぐに”痛み”が出た場合はケガ

 

繰り返しになりますが、普通の筋肉痛はトレーニングのあと、数時間は遅れて出てくる性質があります。

 

それに対して「ケガ」は、正しくトレーニングを行なった場合の『正常な反応とは言えない形で痛みが起きるもの』と定義することができます。

 

急性障害が起きると、すぐにその場で痛みや違和感として知覚されます。

どの部分で起きているのかも感じ取れるもので、動作を終えたあとも痛みが続きます。

 

トレーニングに関するケガは、「軟部組織」によるものがほとんどで、徐々に蓄積して起こるものです。

身体を動かしたことに対して、『その場ですぐに痛みが出た場合はケガ』だと考えてください。

 

なぜ”ケガ”は起こるのか?

 

✔︎ 「ケガ」が起こる主な原因

良くないフォームでトレーニングを行なう

過剰なトレーニングの量

関節や結合組織の使いすぎによる炎症反応

 

このようなことが原因で「ケガ」は起こります。

 

ケガで病院に行くと、「腱炎」や「滑液包炎」と診断されるのが一般的で、不適切なストレスが繰り返しかかった結果であることが多いです。

 

ケガの場合はトレーニングはしてはいけない

『ベンチプレスの専門書』より

 

上記の写真は「正常な痛み」「危険信号としての痛み」をまとめたものです。

 

「危険信号としての痛み」がある場合は、トレーニングをしないほうがいいでしょう。

 

健康の面と、長い目で見たトレーニングの成果から考えても『ケガをしないことが1番大事』です。

筋肉痛とケガを区別する能力を身につけ、ケガのないトレーニングライフを送ってください!

 

まとめ

 

今回は、『筋肉痛とケガの痛みを区別する方法』を解説しました。

何度も言いますが、健康のため、トレーニングの成果を得るために1番大事なことは『ケガをしないこと』です。

 

ほとんどの人が、人生を豊かにするためにトレーニングをしていると思います。

ぜひこの記事を参考に、ケガのないトレーニングライフを送ってください!

 

最後に、簡単にまとめておきます。

まとめ

• トレーニングの成果を出すためには、ケガをしないことが1番大事

「軽い筋肉痛」ならトレーニングをやっても良い

「危険信号としても痛み」がある場合はトレーニングは休んだほうがいい

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が、あなたのお役に立つことができたのなら幸いです。

 

 

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趣味筋肉(しゅみきん)

筋肉・栄養オタク|2019年JBBFメンズフィジーク県2位|フィットネスライター|筋トレ初心者でも”即実践可能な栄養学”を発信|健康的にバルクアップ・ダイエットしたい人向けの栄養記事を書いてます!|月間5万PV以上

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