栄養学 疾病改善

「IBS(過敏性腸症候群)」を予防・改善する栄養学的アプローチ

 

趣味筋肉
栄養学を学べる日本一の学校NNC・セミナー・書籍・論文などで「栄養学」を学んでいる、栄養オタクトレーニー、趣味筋肉(しゅみきん)です。

筋肉7年目、2019年JBBFメンズフィジーク”県2位”

 

この記事を読むと分かること

・IBS(過敏性腸症候群)とは?

・IBSと診断される基準

・IBSの予防・改善方法

 

「緊張したり、ストレスがかかったりすると、下痢や便秘になってしまう」

 

このようなお悩みを抱えていませんか?

 

その症状は「IBS(過敏性腸症候群)」と呼ばれるものかもしれません。

 

この記事では、過敏性腸症候群の正体と『改善するためのアプローチ方法』を解説しています。

 

記事を読み終えると、今後ツライ下痢や便秘の症状に悩まされることがなくなり、毎日をアクティブに過ごすことができます。

 

■過敏性腸症候群とは?

 

過敏性腸症候群とは、痛みを伴った下痢・便秘などのお通じのトラブルのことです。

 

「Irritable Bowel Syndrome」の頭文字をとって「IBS」とも言われてます。

 

◎IBSの特徴

 

「IBS」の特徴として、症状が突発性ではなく、数ヶ月以上慢性的に症状が継続することが挙げられます。

 

ですので、「寒い環境でお腹を下す」「突発的なストレスでお腹の調子が悪い」という場合は、IBSに当てはまりません。

 

◎お通じの4種類のトラブル

 

✓お通じの4種類のトラブル

①便秘型

②下痢型

③混合型

④分類不能型

 

これら全ての型を含めた、痛みを伴う症状をIBSと言われることが多いです。

 

また、IBSを抱えた状態だと、上手く栄養を摂取することができません。

 

ですので、日常生活をアクティブに過ごすためにも、IBSは克服した方がいいでしょう。

 

◎腹痛とIBSの境目ってどこ?

 

最近3ヶ月の間に、月に3日以上、お腹の痛み・不快感が続くことを前提に、

下記の項目で”2つ以上”当てはまる人を、IBSと診断します。

①排便で症状が緩和される

②排便が増えたり、減ったりする

③便が柔らかくなったり、硬くなったりする

 

「日本消化器病学会のガイドライン」による診断基準

 

◎IBSを発症するメカニズム

 

腸は、食物を吸収したり、余ったものを排泄したりするために「蠕動(ぜんどう)運動」が行われます。

 

これは、脳からの指令(腸脳相関が関係している)で行われます。

※腸脳相関:腸と脳は繋がっているということ

 

✓「蠕動運動」が起こるメカニズム

腸の嵩が増える
 ↓
消化物を排出するために”脳に信号”を発信する
 ↓
脳からの指令で「蠕動運動」が起こり消化物を排出する

 

このときに、腸と脳の反応が”過剰”になったり、”反応”が起きなかったりすることが原因で発症するのがIBSです。

 

■IBSを改善するためのアプローチ方法

 

IBSを改善するために一番大事なことは「生活習慣の改善」です。

 

生活習慣の中でも、食事習慣が最も深く関わっています。

 

✓控えるべき習慣

・お酒の飲みすぎ

・喫煙習慣

・脂質の過剰摂取

・偏った食事バランス

・睡眠不足

・カフェインなどの刺激物の摂取

 

これらは、IBSの疑いのある人が、初めにやるべきアプローチ方法です。

 

◎IBSの症状と改善方法

 

・下痢:セロトニン3受容体拮抗薬

・腹痛:抗コリン薬

・便秘:酸化マグネシウム(下剤)

 

3つに共通するものが、腸内環境を整える「プロバイオティクス」「食物繊維」も共通して有用になります。

 

◎栄養介入で改善しない場合はどうする?

 

上記で紹介した栄養介入で、症状が改善しない場合はどうすればよいのか?

 

そんな方は、”心理的な要因”を疑いましょう。

 

・日常的なストレス

・過度な緊張

・業務内容や進学など環境の変化

・人生がかかる出来事の前(就活や受験など)

 

これら心理的な要因によるIBSの発症は、”若い女性の方に多い”と言われています。

 

栄養介入でIBSの症状が改善しない場合は、「心理的な要因を解決する必要がある」ということです。

 

また、栄養介入や心理的な要因を解決しても、症状が良くならない場合は”精密検査”が必要になります。

 

◎習慣的な運動もIBSの改善に有用⁉

 

上記では、IBSを改善するためには「栄養介入」と「心理的な要因の解決」が大事だと解説しました。

 

その他にも『有酸素運動の習慣化』も、IBSを改善するためには有用です。

 

1日に5〜10分の有酸素運動をすることで、自律神経のバランスを安定させることができ、IBSの改善に効果的になります。

 

■IBSの関連症状

 

IBSの症状を発症している人は、何かしらの関連症状も発症していることが多いです。

 

・胃もたれ

・胸やけ

・胃の痛み

・パニック障害(15〜40%)

・逆流性食道炎(28〜80%)

・軽度なうつ病(30%)

 

IBSを発症している人は、これら関連症状にも悩まされることが多いでしょう。

 

■IBSの予防方法は存在しない?!

 

ここまで、IBSの改善方法を紹介していきました。

 

では、予防方法はあるのか?

 

残念ながら今の科学では、IBSが発症する明確な理由は明らかになっていません。

 

しかし、上記で紹介したようなIBSの改善方法で、ある程度の予防は期待できます。

 

■まとめ

 

今回は、IBS(過敏性腸症候群)の予防・改善方法を紹介しました。

 

10人に1人の日本人は、IBSに悩まされていると言われています。

 

生活習慣、食事習慣、運動習慣、ストレスをなくすなど、当たり前のことばかりですが、ツライ下痢や便秘症状を改善するためにも、少しずつ改善していきましょう!

 

◎要点まとめ

要点まとめ

✓IBSの改善方法

・基礎的な生活習慣の改善

・運動習慣をつける

・睡眠時間を確保する

・精神的な負荷(ストレス)の改善

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事が、あなたのお役に立つことができたのなら幸いです。

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趣味筋肉(しゅみきん)

筋肉・栄養オタク|2019年JBBFフィジーク県2位|フィットネスライター|筋トレ初心者でも”即実践可能な栄養学”を発信|健康的にバルクアップ・ダイエットしたい人向けの栄養記事を書いてます!

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