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「夜盲症」の原因はビタミンA不足⁉【栄養学的アプローチ】

 

「目」って大事ですよね。

 

この記事を読むと分かること

  • 夜盲症とは?
  • 夜盲症への栄養学的アプローチ

 

趣味筋肉
栄養の学校NNCやセミナー・書籍・論文などで「栄養学」を学んでいる、栄養オタクトレーニー、趣味筋肉(しゅみきん)です。

筋トレ歴6年、2019年JBBFメンズフィジーク”県2位”

 

急に暗いところに行くと目が見えなくなりますが、時間とともに目が慣れてきて徐々に見えるようになってきます。

 

しかし、順応せず、暗いところで視力を失う人がいます。

 

これを「夜盲症」と言います。

 

この記事を読めば「夜盲症に対する栄養学的アプローチ」を知ることができます。

 

■夜盲症とは?

 

夜盲症を簡単に説明すると、明るいところから暗いところに行った際、視力が顕著に低下する症状です。

 

本来は、明るいところから暗いところに行くと、数分で目が慣れてきます。

これを「暗順応」といいます。

 

そして、この「暗順応が起こらない」のが、夜盲症の特徴です。

 

また、視細胞の変性・減少が顕著になっていくと、暗いところだけでなく明るいところでも視力が落ちてきます。

 

■夜盲症に対する栄養学的アプローチ

 

結論から言うと、夜盲症に対する治療法はありません

 

しかし、”ある栄養素”を摂ると、夜盲症が改善すると言われています。

 

◎夜盲症に対する”3つ”の治療方法

 

夜盲症に対する治療法は、下記の3つです。

  1. 栄養が体に行き渡るような、循環改善薬を処方する
  2. 光の刺激を抑えるために、明るいところでも「遮光メガネ」をつけて、暗いところとの落差を無くす方法
  3. ビタミンAの摂取(特に欠乏してる人)

 

◎夜盲症の改善に関与する「消化液」

 

「胆汁の分泌」が不足すると、ビタミンAの吸収が悪化し、夜盲症リスクが高まります。

 

胆汁は、摂取した脂質を消化し、体に上手く蓄積するように働きかけてくれる役目があるのです。

 

ビタミンAは脂溶性なので、胆汁が働くことにより上手く吸収してくれます。

 

これが正常な流れですが、胆汁が働かないとビタミンAが吸収しにくくなるということです。

 

☆胆汁の分泌が少ない人の特徴

  • 便が白っぽい
  • 白目が黄色っぽい
  • 皮膚の痒みを感じやすい
  • 食欲不振

 

■夜盲症に効果的な「ビタミンA」

 

ビタミンAは、レチノール、レチナール、レチノイン酸という種類に分けられます。

 

1930年代にビタミンAは、視覚に関わるビタミンということで、レチナ(網膜)にちなんでつけられました。

 

特に、視細胞に働きやすいのが「レチナール」

そして、ガン細胞に働きやすいのが「レチノイン酸」です。

 

レチノイン酸が体内で増えると、奇形児が生まれるリスクが上がるので、妊娠中の方は過剰摂取に注意が必要です。

 

ビタミンAを多く含む食品:レバー、うなぎ、にんじん

 

→ 関連記事「粘膜を強化し、免疫力を上げるビタミンA」

 

◎ビタミンAには耐用上限量がある

 

ビタミンは、耐用上限量が決まっていないものが多いですが、ビタミンAに関しては、耐用上限量が決まっています。

 

ビタミンAの耐用上限量

耐用上限量:2,700μgRAE
※推奨摂取量:850μgRAE

 

ニンジン100gで、760μgRAE摂取できるので、普通に食事をしていればビタミンAが足りなくなることはありません。

 

しかし、夜盲症の人に限っては、ビタミンA推奨摂取量の2〜3倍摂ってもいいという研究が多くあります。

 

◎脂質とタンパク質が重要

 

ビタミンAを摂取 → 胃で消化し小腸で吸収される → レチノールが結合タンパク質と結びつき血液で体中に運ばれる

 

ビタミンAは脂溶性ですので、摂取するときは、「脂質」も一緒に摂取すると吸収率が上がります。

 

また、ビタミンAを吸収するときに「タンパク質」も必要です。

体重×0.8〜1.2g程度のタンパク質を継続的に摂取しておくと良いでしょう。

 

■まとめ【重要なのはビタミンA】

 

今回は、「夜盲症」について簡単に説明しました。

 

夜盲症の症状が出たら、ビタミンAを摂取するようにしましょう。

 

そのとき、「脂質」「タンパク質」を一緒に摂取すると吸収効率が上がります

 

ビタミンAを摂取するときは、ぜひ「脂質+タンパク質」で摂ってください。

 

◎要点まとめ

 

最後に簡単にまとめておきます。

 

要点まとめ

  • 暗順応が起こらないのが「夜盲症」
  • 夜盲症に対する明確な治療法はない
  • 強いて言うなら「ビタミンA」の摂取
  • 「脂質」「タンパク質」を同時に摂取する

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事があなたのお役に立つことができたのなら幸いです。

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趣味筋肉(しゅみきん)

筋肉・栄養オタク|2019年JBBFフィジーク県2位|フィットネスライター|筋トレ初心者でも”即実践可能な栄養学”を発信|健康的にバルクアップ・ダイエットしたい人向けの栄養記事を書いてます!|月間1万PV以上

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