健康 栄養学 疾病改善

誰もが1度は悩んだことのある「肌荒れ」を栄養学的アプローチで改善!

 

人間の体は、食べたもので出来ているのだ

 

この記事を読むと分かること

  • 肌荒れの原因
  • 皮膚の簡単な構造
  • 肌荒れ改善に必要な栄養素
  • 栄養摂取だけだと肌荒れが改善しないケース

 

趣味筋肉
栄養の学校NNCやセミナー・書籍・論文などで「栄養学」を学んでいる、栄養オタクトレーニー、趣味筋肉(しゅみきん)です。

筋トレ歴6年、2019年JBBFメンズフィジーク”県2位”

 

人生で1度は「肌荒れ」で、悩んだことがあるのではないでしょうか?

 

朝起きて「肌荒れ」があると、学校や会社に行きたくなくなりますよね。

 

この記事では、「根本的な栄養素をどれくらい摂ればよいのか」まで解説しています。

 

現在、「肌のお悩みを抱えている」もしくは、「周りの人で肌荒れに困っている人がいる」、そんな人は、読んで損はない記事になっています。

 

■肌荒れの原因とは?

 

肌荒れの原因は、1つだけではありません。

 

栄養不足、皮脂の過剰な分泌、不衛生、腸内環境…など

または、持病があったり、病気だったりと、1つに特定することは不可能です。

 

ですので、この記事では「栄養不足が原因で起こる肌荒れ」に観点を絞ってお伝えします。

 

薬を使わずに栄養摂取で、自然治癒力を活性化させて症状を改善させる「オーソモレキュラー(分子栄養学)」という分野です。

 

◎皮膚の構造を理解しよう!

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/皮膚

 

肌荒れの改善方法の前に「皮膚の構造」を、簡単に理解しておきましょう。

 

人間の皮膚は、およそ28日でターンオーバー、いわゆるは「皮膚の入れ替わり」が起こっています。

 

皮膚は、「真皮」と「表皮」と「皮下組織」に分かれています。

ターンオーバーが正常なら、新しい皮膚細胞が上へと押し上げていき、肌の表面に出てくるのです。

 

しかし、何らかの影響で、古い角質が残ってしまうことにより、肌荒れの原因になります。

その原因の1つに「栄養不足」があるのです。

 

保湿液などのスキンケアも大事ですが、根本的に「肌を作る栄養素が不足」していては肌荒れが改善することはないでしょう。

 

■肌荒れを栄養学的アプローチで改善!

 

肌荒れの根本的な原因は「栄養不足」です。

 

毎日洗顔をして肌を清潔に保っていても、高価な保湿液でスキンケアをしても、肌を作っている根本的な栄養が不足していては、肌荒れは改善しません。

 

肌荒れ改善に必要な栄養素3選

  1. タンパク質
  2. ビタミン
  3. ミネラル

 

「こんなの当たり前だよ」と思われるかもしれませんが、これが真実です。

 

◎タンパク質

 

人間の約60兆個の細胞は全て、タンパク質からできています。

 

そして、表皮と真皮をつなぐコラーゲンは、タンパク質から作られているのです。

 

コラーゲンの材料

  • グリシン
  • プロリン
  • ヒドロキシプロリン
  • アラニン
  • グルタミン酸
  • アルギニン

 

コラーゲンには1型〜5型まであり、市販されているのは1型か3型が多いです。

皮膚では、4型が当てはまります。

 

ですので、肌荒れ改善のために、市販のコラーゲンを買うのは踏みとどまったほうがいいでしょう。

 

また、体内に貯蔵されているタンパク質の、3分の1はコラーゲンです。

なのでサプリで摂るより、積極的にタンパク質を摂取するほうが効率的と言えます。

 

ポイント

肌を健康的に保つタンパク質の量 → 体重×1gで最低限は賄える

 

 

◎ビタミン

 

ビタミンB群

皮膚粘膜の健康維持に大事なのが、ビタミンB2・B6です。

ビタミンB1は、代謝をする過程で、補酵素として必要不可欠。
→ ビタミンは、単体では効果を発揮しずらい

摂取量:各ビタミンB群「50mg」

 

→ 関連記事「iHerbで買えるオススメのビタミンBコンプレックス」

 

ビタミンC

ビタミンCは、コラーゲンの生成を促進する効果があります。

また、ビタミンCは、紫外線などから肌を守る効果もあるので、肌荒れ改善には効果的な栄養素です。

摂取量:1日に最低でも1,000mg」

 

→ 関連記事「ビタミンCの教科書」

 

ビタミンE

ビタミンEは、酸化ストレスから肌を守る効果があります。

また、血行を促進する効果もあるので、肌荒れ改善のために積極的に摂取したい栄養素ですね。

脂溶性ビタミンなので、1日に800mgが耐用上限量です。

摂取量: 1日に「100mg〜200mg」

 

→ 関連記事「最強の抗酸化物質『ビタミンE』」

 

ビタミンA

ビタミンAは、肌の乾燥・色素沈着を防ぐ効果があります。

また、粘膜の応対を正常に保つ効果もあります。

ビタミンAは、食事で十分足りている栄養素です。

→ マルチビタミンを摂れば必要な量は入ってる

 

→ 関連記事「免疫力を向上させる『ビタミンA』」

 

◎ミネラル

 

上記で説明した「ビタミン」が、体内で正常に働くためには、「補酵素型」になる必要があります。

 

そして、ビタミンが補酵素型になるときに「ミネラル」が必要になるのです。

市販のマルチビタミンが、ミネラルとセットで売られているのは、このためですね。

 

タンパク質・ビタミン・ミネラルを「摂るのがめんどくさい」という人は、「プロテイン」+「マルチビタミンミネラル」で摂りましょう。

 

最初に含有量を調べて、上記で紹介した量に当てはまるものを選べば大丈夫です。

 

■栄養摂取で肌荒れが改善しないケース

 

☆栄養摂取で肌荒れが改善しないケース

  • 疾患の合併症
  • 薬の副作用
  • 環境的ストレス(湿度・乾燥)

 

対策としては、肌に与えるストレスを積極的に避けるようにする、保湿液を塗るのが効果的です。

 

また、肌荒れ改善には、「睡眠」がめちゃめちゃ大事になります。

睡眠学会では、1日に最低でも「7時間15分の睡眠」を確保しましょうと言っています。

 

肌のゴールデンタイムは、22時〜2時と言われたりしますが、そこまで気にしなくても大丈夫です。

大事なのは、時間帯ではなく、睡眠リズムや量だからです。

 

■不足している栄養素を知る方法

 

☆不足している栄養素を知る方法(数値)

  • GOT/GPT:肝機能の数値 → ビタミンBが不足
  • LDH:肝機能の数値 → ナイアシンの過不足
  • ALP:亜鉛の過不足
  • コリンエステラーゼ:肝機能 → タンパク質の合成、インスリン抵抗性
  • BUN:腎機能 → タンパク質の代謝
  • クレアチニン:腎機能 → 筋肉量

 

■まとめ【サプリメントに頼ろう!

 

今回は、「肌荒れ」を改善するための栄養学的アプローチを解説しました。

 

肌荒れの改善に必要な栄養素は、食事だけで摂ることは難しいです。

 

なので、無理して食事だけから摂ろうとせず、サプリメントを活用しましょう。

 

栄養が足りないことが原因で肌荒れを起こしている人は、「プロテイン」+「マルチビタミンミネラル」で解決するはずです。

 

今までサプリメントを試したことない人はこの機会に是非、試してみてください!

 

◎要点まとめ

 

最後に簡単にまとめておきます。

 

要点まとめ

  • 肌荒れを改善する栄養素は「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」
  • 食事から必要な量を摂ることは難しいので「サプリメント」を活用する

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事があなたのお役に立つことができたのなら幸いです。

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趣味筋肉(しゅみきん)

筋肉・栄養オタク|2019年JBBFメンズフィジーク県2位|フィットネスライター|筋トレ初心者でも”即実践可能な栄養学”を発信|健康的にバルクアップ・ダイエットしたい人向けの栄養記事を書いてます!|月間5万PV以上

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