このような疑問を解決します。
✔︎ この記事を読むと分かること
・『テストステロン』を増やすための”栄養素”ってなに?
・『テストステロン』を”増やす”食べ物と”減らす”食べ物
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『テストステロン』に重要な”栄養素”とは
テストステロンのレベルを高めるために1番重要なことは、
”栄養バランス”の整った食事です。
「炭水化物」「タンパク質」「脂質」
これら3つの栄養素を、バランスよく摂取することが大事です。
特に減量中は「脂質」を”0”にしてしまう人がいます。
脂質の中の『コレステロール』はテストステロンの材料になるので、偏った食事はテストステロンのレベルを下げてしまいます。
『テストステロン』を増やす”3つ”の栄養素
栄養バランスの良い食事を摂った上で、
下記の”3つの栄養素”を摂ると『テストステロン』のレベルを高めることができます。
・(1)亜鉛
・(2)ビタミンD
・(3)ホウ素
これらを多く含む食事をすれば、テストステロンを増やすことができ、効率よく筋肉を増やすことができます。
筋トレをしている人は「亜鉛」や「ビタミンD」を”サプリメントで摂る”というのもオススメです。
『テストステロン』を”増やす”食べ物
『テストステロン』を増やす食べ物
- 放牧飼育された牛肉
- オーガニック飼育された鶏肉や卵
- マグロ
- 牡蠣や貝類
- 脂の多い魚(サーモン、マス、イワシなど)
- 葉物野菜(ほうれん草、ケールなど)
- 卵黄
- 全粒穀物
- ナッツ類
- ハチミツ
上記の食材を、”継続的”に摂るようにすれば『テストステロン』のレベルを高めることができるでしょう。
『テストステロン』を”減らす”食べ物
『ファーストフード』が健康に悪いということは知っていると思います。
汚染した油や、過度な糖質はテストステロンのレベルを下げます。
ですが、健康に良いからと言って、日常的に食べている物の中にも『テストステロン』を減らす食材があります。
『テストステロン』を減らす食べ物
・(1)乳製品や肉類
・(2)大豆製品
・(3)パンやデザート
・(4)アルコール
・(1)「乳製品」や「肉類」
食肉用の家畜に使われている”飼育ホルモン剤”に問題があります。
飼育ホルモン剤が使われている、乳製品や肉類を食べると「エストロゲン」が吸収され、テストステロンのレベルを下げていまいます。
※日本国内では”飼育ホルモン剤”の使用は認められていません。
・(2)大豆製品
大豆製品には”女性ホルモン”と類似している「エストロゲン」が含まれています。
大豆製品をタンパク源としている人もいますが、テストステロンを増やしたい人は避けた方が良い食材です。
※イソフラボンのサプリメント、大豆タンパクのプロテインやプロテインバーも控えた方が良い。
・(3)「パン」や「デザート」
精製された炭水化物には、過度な糖質が含まれており、インスリンが過剰に分泌しテストステロンのレベルを下げます。
パンやデザートで増える体重はほとんどが体脂肪になります。
肥満はテストステロンのレベルが下がる原因です。
・(4)アルコール
アルコールの主成分は”エタノール”です。
エタノールが代謝されると肝臓と精巣で、テストステロンの精製に関わる補酵素の”ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)”の量が減少します。
この補酵素が減少するのでテストステロンのレベルも下がります。
そして、アルコールの大量の摂取は「エストロゲン」を増やします。
「コルチゾール」も分泌します。
アルコールは筋肉にとって”百害あって一利なし”です。
食べ過ぎには注意
健康に良い食材でも、”摂りすぎ”は害になります
「プロテイン」を摂り過ぎれば、”腸内環境が悪化”します。
「水」でも、飲み過ぎれば”水中毒”になり、最悪の場合は死に至ります。
どんな栄養素にも”適量”というものがあります。
そして、食べ過ぎによる「肥満」は、テストステロンのレベルを下げる原因になります。
ハーバード大学医学大学院が発行する「ハーバードヘルス」誌によると、
・BMIが1ポイント増加するごとに、テストステロンは”2%減少”する
・ウエストのサイズが10cm増加すると、テストステロンレベルが”75%減少”した
このような報告があります。
ですので、どんな食材を、どれくらい食べるか十分に理解して摂取するようにしましょう。
1番大事なのは、”適量を継続的に摂取すること”です!
まとめ
まとめ
・『テストステロン』を高めるために1番重要なことは”栄養バランスの整った食事”をすること
・「亜鉛」「ビタミンD」「ホウ素」の摂取はテストステロンを増やす
・「エストロゲン」はテストステロンを減らす
・”肥満”はテストステロンのレベルを下げる