イェア、バディ、ライウェイ、ベイビー!
この記事を読むと分かること
• ロニーの「プロフィール」
• ロニーの「トレーニング理論」
• ロニーの「トレーニングルーティン」

「ミスター・オリンピア」で最多の8連覇を成し遂げた伝説のボディビルダー、ロニー・コールマン初の自伝『YEAH BUDDY! ロニー・コールマン自伝』を参考にしています。
※ 本書は、筋肉業界では知らぬ者はいない”山本義徳”先生が監修・解説をしています。
ロニー・コールマンの「プロフィール」

| 本名 | ロニー・コールマン(Ronnie Coleman) |
| 生年月日 | 1964年5月13日 |
| 出身 | アメリカ・ルイジアナ州 |
| 身長 | 5フィート11インチ(180cm) |
| 体重(オン・オフ) | 296ポンド(134kg)・325ポンド(148kg) |
| 体脂肪(オン・オフ) | 0.33%・2.0% |
| SNS | ツイッター、インスタ、フェイスブック、YouTube |
| 種目 | 使用重量 |
| デッドリフト | 800ポンド(363kg)で何回も挙げる |
| スクワット | 800ポンド(363kg) |
| レッグプレス | 2300ポンド(1,044kg) |
| オーバーヘッドプレス | 315ポンド(143kg) |
| ベンチプレス | 500ポンド(227kg)で何回も挙げる |
ロニー・コールマンの「コンテスト実績」

| 年号 | コンテスト | 順位 |
| 1991年 | ミスター・ユニバース(プロカード取得) | 1位 |
| シカゴ・プロ(初のプロ戦) | 11位 | |
| ニューヨーク・プロ | 14位 | |
| 1992年 | ミスター・オリンピア | 16位 |
| 1993年 | カナダ・プロ | 6位 |
| シカゴ・プロ | 6位 | |
| ニューヨーク・プロ | 10位 | |
| 1994年 | パリ・グランプリ | 3位 |
| ドイツ・グランプリ | 3位 | |
| ミスター・オリンピア | 15位 | |
| 1995年 | トロント・プロ | 1位 |
| ミスター・オリンピア | 11位 | |
| 1996年 | トロント・プロ | 1位 |
| ミスター・オリンピア | 6位 | |
| 1997年 | アーノルド・クラシック | 4位 |
| IFBBアイアンマン・プロ | 3位 | |
| ミスター・オリンピア | 9位 | |
| ロシア・グランプリ | 1位 | |
| 1998年 | ミスター・オリンピア | 1位 |
| 1999年 | ミスター・オリンピア | 1位 |
| 2000年 | ミスター・オリンピア | 1位 |
| 2001年 | アーノルドクラシック | 1位 |
| ミスター・オリンピア | 1位 | |
| 2002年 | ミスター・オリンピア | 1位 |
| 2003年 | ミスター・オリンピア | 1位 |
| 2004年 | ミスター・オリンピア | 1位 |
| 2005年 | ミスター・オリンピア | 1位 |
ロニー・コールマンの「トレーニング理論」

史上最高のボディビルダーと言われる、ロニー・コールマン。
彼がトレーニングにおいて最も大切にしていたことは「ストレングス」です。
ロニーは、偉大なボディビルダーとして知られていますが、このストレングスでも知られています。
800ポンド(363kg)でのデッドリフトやスクワット、500ポンド(227kg)でのベンチプレス。
「強靭なストレングスを身につけることが、筋肉のサイズ、ボリューム、密度、ディフィニションを向上させる極意」とのこと。
筋肉をつくる”11個”の「ロニー・ルール」
✔︎『11個のロニー・ルール』
- とにかくフリーウェイトをやれ
- 片足だけの動きではなく、両足の動きを使え
- ワークアウトは激しく集中してやれ
- 自分を強くせよ
- トレーニングにバラエティがあるのは良いことだ
- フォームは厳密に守ること
- 有酸素運動を適度に取り入れること
- 水をたくさん飲むこと
- クリーンな食事をすること
- トレーニングギアを活用せよ
- トレーニングは首尾一貫せよ
”4つ”の注意点
(1)自分のペースで行け
他人と比べて「あいつの方がデカイ」「あいつの方が成長が速い」と言って、落ち込んでしまう人がいる。
うろたえるな。
何ごとも人それぞれだ。
他人と比べるな。
ただ自分自身に集中せよ。
決意の固さと一貫性こそが君をトップに押し上げる。
忘れるな。
(2)自分に集中せよ
経験豊富なボディビルダーやパワーリフターを気にするな。
自分よりも10倍は上回っているなんて当たり前だ。
そんなことで落ち込むな。
連中が上回っているのは、単に早く始めたにすぎないからだ。
その連中と同じくらいハードにやれば、最後には君だって同じとこに立っている。
何にせよ、どうでもいいことだ。
自分に集中せよ。
(3)リフティングの際にはエゴを捨てよ
より重い重量を挙げたい気持ちが、正しいフォームを疎かにしてしまう。
それは自分を騙す行為だ。
そんなフォームでやっていても筋肉は成長しない。
だからともかくエゴを放置して、自分のニーズと能力に合わせたフォームで行え。
完璧なフォームで挙げられるウェイトだけ挙げろ。
(4)現実的な目標を設定せよ
デカくなりたいなら年単位のハードなトレーニングが必要だ。
だからこそ、現実的な目標を設定して自分の能力と献身に応じてトレーニングすることが大事なんだ。
そうすれば挫折感なんて無縁だし、もっと充実する。
ロニー・コールマンの「トレーニングルーティン」

史上最高のボディビルダー、ロニー・コールマンの「とてつもないサイズ」と「ズバ抜けたディフィニション」を兼ね備えた、究極の肉体を作り上げたトレーニングルーティンを紹介します。
各筋肉群を、週に2回ずつトレーニングするように設計されています。
月曜〜土曜日:トレーニング
日曜日:オフ
全てのセット:10〜15レップ
月曜日(背中・上腕二頭筋・肩)
| エクササイズ | セット数 |
| デッドリフト | 4 |
| ベントオーバー・バーベルロウ | 4 |
| Tバー・ロウ | 4 |
| ワンアーム・ダンベルロウ | 4 |
| エクササイズ | セット数 |
| スタンディング・バーベルカール | 4 |
| シーテッド・オルタネイト・ダンベルカール | 3 |
| EZバー・プリチャーカール | 3 |
| スタンディング・ケーブルカール | 3 |
| エクササイズ | セット数 |
| シーテッド・バーベルプレス | 4 |
| インクライン・ラテラルレイズ | 4 |
| フロント・ダンベルレイズ | 4 |
火曜日(両脚)
| エクササイズ | セット数 |
| レッグエクステンション | 5 |
| バーベルスクワット | 5 |
| ハックスクワットor レッグプレス | 3 |
| ライイング・レッグカール | 3 |
| ウォーキングランジ | 3 |
| エクササイズ | セット数 |
| ドンキー・カーフレイズ | 4 |
水曜日(胸・上腕三頭筋)
| エクササイズ | セット数 |
| ベンチプレス | 4 |
| インクラインプレス | 3 |
| デクラインプレス | 3 |
| フラット・ダンベルフライ | 3 |
| エクササイズ | セット数 |
| ケーブル・プレスダウン | 4 |
| シーテッド・オーバーヘッド・ダンベルエクステンション | 4 |
| ディップス | 3 |
| リバースグリップ・ケーブルプレスダウン | 3 |
木曜日(背中・上腕二頭筋・肩)
| エクササイズ | セット数 |
| Tバー・ロウ | 4 |
| ワンアーム・ダンベルロウ | 4 |
| ワイドグリップ・プルアップ | 3 |
| プルダウン・トゥ・フロントorナローグリップ・ロウ | 3 |
| エクササイズ | セット数 |
| オルタネイト・ダンベルカール | 4 |
| EZバー・プリチャーカール | 3 |
| ワンアーム・ケーブルカール | 3 |
| ダンベル・コンセントレーションカール | 3 |
| エクササイズ | セット数 |
| スミスマシン・プレス | 4 |
| ダンベル・ラテラルレイズ | 2 |
| ダンベル・フロントレイズ | 3 |
| ベントオーバー・ラテラルレイズ | 3 |
金曜日(両足)
| エクササイズ | セット数 |
| レッグエクステンション | 4 |
| フロント・バーベルスクワット | 5 |
| ハックスクワット | 3 |
| ルーマニアン・デッドリフト | 3 |
| シーテッド・レッグカール | 3 |
土曜日(胸・上腕三頭筋)
| エクササイズ | セット数 |
| インクライン・ダンベルプレス | 4 |
| ダンベル・ベンチプレス | 5 |
| デクライン・ダンベルプレス | 3 |
| ベンチ・ダンベルフライ | 3 |
| エクササイズ | セット数 |
| クローズグリップ・ベンチプレス | 4 |
| ライイング・フレンチプレス | 3 |
| ダンベル・キックバック | 3 |
週に4回(腹筋)
| エクササイズ | セット数 |
| クランチ | 3 |
まとめ【イェア、バディ、ライウェイ、ベイビー!】
今回はミスター・オリンピアで、最多の8連覇を成し遂げた伝説のボディビルダー、ロニー・コールマンの『トレーニング理論』を紹介しました。
「ライウェイ・ベイビー!」
筋トレしている人は、この言葉を1度は聞いたことあると思います。
ロニー曰く、「ライウェイ・ベイビー!」と叫ぶことで、モチベーションを上げている。
”ルーティン”にすることで、良いパフォーマンスを発揮できるとのこと。
みなさんも筋トレをしていて、モチベーションが上がらないときもあると思います。
そんなときは
「ライウェイ・ベイビー!」
この言葉で、モチベーションをぶち上げてください!
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
この記事が、あなたのお役に立つことができたのなら幸いです。
