大切に保管すべき薬草
この記事を読むと分かること
- ゴツコラってなに?
- ゴツコラの効果
- 摂取方法と注意点
数千年の歴史のある「アダプトゲン」
アシュワガンダ、ロディオラ、エレウテロなど
抗ストレス作用、免疫力向上の効果があり、基本的には体のコンディションを整えるための栄養素です。
しかし、今回紹介する「ゴツコラ」は、アダプトゲンでは珍しく”筋肥大の効果”もあると言われています。
トレーニーにおすすめのアダプトゲン「ゴツコラ」を紹介していきます。
■筋肥大に効果的のアダプトゲンハーブ「ゴツコラ」とは
ゴツコラは、滋養強壮や長寿のための薬草として使われてるアダプトゲンハーブです。
日本では「ツボクサ」という名前で売られているものもあります。
このゴツコラは、WHO(世界保健機関)が「21世紀の驚異的な効果がある薬草」と発表しており「大切に保護すべき薬草」と言っている今注目されているハーブのです。
◎アダプトゲンハーブとは?
アダプトゲンハーブを一言で説明すると、「肉体的疲労や不安、トラウマなど、ストレスへの抵抗力を高めてくれる天然のハーブのこと」です。
全てのハーブに共通する効果が2つあります。
「コルチゾール(ストレスホルモン)の抑制」と「免疫機能の向上」です。
この2つの効果にプラスして、それぞれ”ハーブごとに特徴がある”といった感じです。
→ 関連記事「サプリオタクが解説!数千年の歴史があるあアダプトゲンハーブってなに?」
■ゴツコラの効果
繰り返しになりますが、ゴツコラは、他のハーブと同様に抗ストレス効果、免疫力向上の効果があります。
また、ゴツコラは、「遅筋の筋肉量と筋力を向上させる効果がある」というのが一番の特徴です。
◎ゴツコラの主な効果
☆ゴツコラの主な効果
- 筋肥大・筋力向上
- 血行促進
- 解熱
- 肝臓の機能を高める
- 自律神経&脳を活性化(集中力&認知力の向上)
※リラックスモードの副交感神経を優位にする
抗ストレス効果、免疫力向上の他にもたくさんの効果があります。
◎ゴツコラは筋肥大に効果的⁉
タイの研究グループが2011年に発表論文によると、「速筋線維よりも遅筋線維のほうが優位に筋力・筋肉が向上した」としています。
対象者:タイ人の50〜80歳の健康的な高齢者
内容:筋力テストを実施し、筋肥大・筋力の結果を調査
結果:速筋線維よりも遅筋線維のほうが優位に筋力・筋肉が向上した
また、若い人よりも、歳を重ねるごとに遅筋の筋肉量と筋力を向上した
さらに、遅筋線維の割合が多い下肢のほうが、上肢と比べて筋肉量・筋力が顕著に向上した
考察:ゴツコラの主な成分であるトリテルペン酸(アシアチン酸、マガカシン酸で構成)が、機能性物質が速筋線維ではなく遅筋線維の筋肥大に作用すると考察されている
■ゴツコラの摂取方法と注意点
ゴツコラは、リラックスモードの副交感神経を優位に働かせる効果があります。
ですので、トレーニング前ではなく、トレーニング後に摂取するようにしましょう。
- 摂取量:500〜1,000mg
- 摂取タイミング:トレーニング後、食後の副交感神経を優位にしたいとき
- 注意点:胃酸を影響を受けやすいので、食事と一緒に摂ったほうが良い
◎オススメのサプリメント
☆Nature's Answer, ゴツコラ、950mg
■まとめ【トレーニーにオススメのアダプトゲン】
今回は「筋肥大効果のあるゴツコラ」について解説しました。
ゴツコラは、遅筋の筋肉量・筋力を向上させる効果があります。
「筋トレに遅筋は関係ないじゃん」と思う人もいると思います。
しかし、トレーニング中は、常に遅筋線維がベースとして働いています。
ですので、筋肉を動かすベースになる遅筋線維を増やすのも、トレーニーにとってはプラスになるのではないでしょうか。
筋肥大効果のある「ゴツコラ」
気になった方は、ぜひ試してみてください。
◎要点まとめ
最後に簡単にまとめておきます。
要点まとめ
- ゴツコラはWHOも認めるアダプトゲンハーブ
- 遅筋の筋肉量と筋力を向上させる効果があるというのが一番の特徴
- 副交感神経を優位にするので摂取するのはトレーニング後
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事があなたのお役に立つことができたのなら幸いです。