こんにちは、趣味筋肉です💪
筋トレをしている人は筋肉を増やすことが目的で筋トレをしている人がほとんどだと思います。
筋肉の成長を邪魔してしまうものには、ストレスホルモンである「コルチゾール」や「ミオスタチン」があります。
今回は「ミオスタチン」について解説します。
[ad]
ミオスタチンとは
筋繊維から分泌されるタンパク質です。その働きは筋肉の成長を抑制する成長因子の一つです。
なぜ筋肉の成長を抑制する因子が必要なのかというと、筋肉が異常に増えすぎたり、簡単にガンになってしまう危険性があるからです。
筋肉が多いと消費カロリーも多くなり代謝が良すぎる体になってしまいます。現在は食べ物で溢れている時代なので代謝が良いことは痩せやすいので良いことだと言われていますが、昔の狩りで食べ物を入手していた時代は、安定して食べ物を確保できないので代謝の悪い体が必要だったのです。
そこで筋肉の成長を促進する「IGF−1(インスリン様成長因子)」などの因子がある一方で、筋肉の成長を抑制する「ミオスタチン」のような因子もあるのです。
ミオスタチン関連筋肥大症とは
ネットやテレビなどで、小さい5〜6歳くらいのムキムキの子供を見たことある人もいるかと思います。これはステロイドを使っているのではなく、ミオスタチンが分泌されない病気で筋トレをしていなくても筋肉が増えていってしまうというものです。この病気は世界でも100人くらいしかいない珍しい病気です。
ミオスタチンの分泌量は人によるので、人によっては生まれつき筋肉が増えやすい人もいるということです。
ミオスタチンを抑制する方法
- 運動による筋肉への刺激を与える
- 薬の投与による抑制
- 体を酸性にしないこと
- ミオスタチンの分泌を抑制する栄養の摂取
1、運動による筋肉への刺激を与える
いわゆる筋トレのことです。筋トレをしている人は、筋トレをしていない人と比べてミオスタチンの分泌量を3分の2程度に抑えることができます。筋トレをすることにより、IGF−1(インスリン様成長因子)などの筋肉を増やす因子も分泌するので、筋トレは筋肉を増やすためには効果的な方法といえます。
2、薬の投与による抑制
「筋ジストロフィー」と言われる筋肉がどんどん減ってしまう病気の人のためや、ボディビルダーの筋肉増強のためのミオスタチン阻害剤があります。ネットで調べると販売されているの物もありますが副作用やドーピングに引っかかる可能性もあるので、単純に筋肉を増やしたいからといって手を出すものではないでしょう。
3、体を酸性にしないこと
筋トレをすると体内はアルカリ性から酸性に傾いていきます。体が酸性になってくるとミオスタチンの分泌が増えてしまうという研究があります。クエン酸を摂取することによりクエン酸回路がうまく働き、体が酸性に傾くのを抑えてくれます。
4、ミオスタチンの分泌を抑制する栄養の摂取
エピカテキン、クレアチン、HMBはミオスタチンの分泌を抑えてくれる作用があります。