✔︎ この記事を読むと分かること
・ステロイドとは何なのか?
・ステロイドの”副作用”
・実際にステロイドを使用した人の”副作用の症例”
『ステロイド』=『アナボリックステロイド』は、簡単に言うと”副作用”のある”筋肉増強剤”です。
【ステロイド副作用】「ダメ。ゼッタイ。」誰でも簡単に買えてしまう時代
これは少し前の筋トレ仲間からの「LINE」です。
”画像の薬物”はこのサイトです。
最近は「筋肉を増やす方法」とネットで調べると怪しい”薬”や”サプリ”が山ほど出てきます。
『〇〇クリニック』と名前を出して、
「痩せられないのはホルモンのせいです」
「簡単に筋肉が付きますよ」
このようなことを言って、知識のない人に”堂々とステロイドの商売”をしているものもあります。
「〇〇クリニック」「有名な〇〇も使用」このような言葉=”安心”ではありません。
日本では、ステロイドの使用は”法律で禁止されていない”ので、”個人輸入”なら誰でも簡単に購入、使用することができます。
『ステロイド』は”1度でも使用”すれば、一生”ナチュラル”には戻れません。
ワンピースの”悪魔の実”みたいなものです。
ステロイドとは
『ステロイド』には、”皮膚治療薬”で使うものと、”筋肉増強”のために使うものがあります。
「皮膚治療薬」で使うステロイドは、副腎皮質ホルモンの中にある免疫や炎症を抑える、糖質コルチコイドと呼ばれる成分を合成した薬です。
”医師の処方”に基づいて一般的に使用されています。
「筋肉増強」で使うステロイドは、タンパク質の合成を促す作用を持つ薬のことで『アナボリックステロイド』と言います。
厳密にいうと「アナボリック・アンドロジェニック・ステロイド」と言います。
スポーツ界では”ドーピング禁止物質”として扱われています。
アナボリックステロイドの”効果”
✔︎ 『アナボリックステロイド』の効果
・短期間での急激な筋肉量の増加
・競技能力の向上
・体脂肪の減少
アナボリックステロイドを使用しただけでは、上記のような効果は得られません。
効果を得るためには、アナボリックステロイドを使用しながら、”猛烈なトレーニング”と”徹底した食事管理”が必要です。
ある研究によると”筋肉量の増加の速度”が、通常の”7〜21倍”になった、というものも見たことがあります。
※すみません、記憶が曖昧ですが確かこのくらいです。
アナボリックステロイドの”種類”
✔︎ 『アナボリックステロイド』の種類
・経口タイプ
・皮膚に塗布するタイプ
・筋肉に注射するタイプ
ステロイドを使用しているアスリートの間では、「ギア」「ロイド」「ソース」「パンパース」「キャンディ」「ウエイトトレーナー」「ジュース」など様々な呼び名があるそうです。
ステロイドユーザーが短期間でデカくなれる理由
「ステロイドユーザー」が”短期間”でデカくなれる理由は、
アナボリックステロイドを使うと”疲労回復が早くなる”からです。
※「ステロイドユーザー」=アナボリックステロイドを使用している人
「ナチュラルトレーニー」は、疲労が回復するのに早くても”24〜48時間”はかかります。
しかし、「ステロイドユーザー」は、疲労回復に”1日もかからない”と言われています。
これは、体内で分泌される「コルチゾール」などの筋肉を分解するホルモンを、アナボリックステロイドが抑えてくれるからです。
「コルチゾール」と「アナボリックステロイド」は”拮抗関係”にあるため、ステロイドユーザーはコルチゾールが減り、疲労回復が早くなり、トレーニングをやった分だけデカくなれるという仕組みです。
このやり方で、身体に通常では起きないような無理な負荷をかけ、短期間で凄まじい筋肉量を得ることができます。
ステロイドの副作用
『アナボリックステロイド』の副作用
- ニキビ
- 黄疸
- 気分のムラや攻撃性
- 妄想や間違った信念
- 睾丸の萎縮
- 高血圧
- 女性乳房化
- 体液滞留
- 排尿時の痛み
- クリトリスの肥大
- 赤血球数の増加
- 善玉コレステロールの低下
- 髭の成長
- 抜け毛や薄毛
- 精子数の減少
- 性欲の低下
- 心臓発作、心血管問題
- 肝疾患
- 腱断裂
- 骨粗鬆症
これだけの副作用の可能性があります。
これら副作用の多くは、アナボリックステロイドの”使用をやめる”ことで解決します。
しかし、アナボリックステロイドは”薬物と同じ”なので依存性があります。
やめると決意しても、気分のムラや倦怠感、うつ、不眠症、薬物への渇望など、なかなかやめられないのが現実です。
”短期間で筋肉を得る”ためだけに、これだけのリスクを背負えますか?
ステロイド使用者の症例
↓『NEXTFIT kento』さんのYouTube
『NEXTFIT kento』さんがYouTubeでアナボリックステロイドについて解説しています。
✔︎ 動画の内容
・個人で「アナボリックステロイド』を輸入して使用するのは違法ではない
・1990〜2012年で「アナボリックステロイド」の摂取が直接の原因で死亡したケースは”19件”
・『アナボリックステロイド』の副作用
・英語で調べると副作用の”症例”はたくさんある
↓『アナボリックステロイド』を使用した”副作用の症例”
・「若いボディービルダーの急性肝不全の根底にあるアナボリックステロイド誘発性心筋症」
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19533818/
・「同化アンドロゲンステロイド誘発性心筋症、脳卒中および末梢血管疾患」
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22693308/
・「若い男性患者におけるアナボリックステロイド乱用誘発性心筋症および虚血性脳卒中」
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3939390/
まとめ
筋肉博士で有名な”山本義徳”さんは「自分よりデカイ人が許せない」このようなことを言いながら、
”膨大な知識量”があり、”副作用を覚悟”の上で命を懸けて『ステロイド』使用しました。
現在もトップビルダーとして活躍する”山岸秀匡”さんは、”ナチュラルの限界”まで到達し、
プロの世界で活躍するため『ステロイド』を使用しました。
この記事を読んでいるあなたは”何のため”に筋トレをしていますか?
・趣味や健康のために筋トレをしている
・周りの人にデカイ身体を自慢したい
・日本のコンテストで優勝したい
この程度の目的なら、ゼッタイに『アナボリックステロイド』は使うべきではありません。
それでも『ステロイド』を使ってみたいという人は、「果てなき渇望」という本を読んでみてください。
”ボディビルダーの聖書”と言われている本です。
あなたは、全てを捨てて『アナボリックステロイド』を使う”覚悟”ができていますか?