この記事で解決できるお悩み
✔︎「部分痩せ」ってほんとにできないの?
✔︎ ダイエットは成功したけど「お腹や腰回りの脂肪が気になる」
『筋トレは、人生を豊かにするための1つのツール』をテーマに、筋肉リテラシーを上げるためのブログを毎日更新しています!
いきなり、残酷な真実をいいますが『部分痩せは不可能』です。
ダイエットにおいて『部分痩せは都市伝説』だと思ってください。
「体重は落ちてきたけど、お腹や腰回りの肉が落ちない」
これは、当たり前なのです。
この記事では『なぜ部分痩せは不可能なのか』『一部例外もあるよ』という内容を、分かりやすく解説します!
最後まで読めば、「なんで部分痩せしないの?」と苦しむことがなくなります!
ダイエットで「部分痩せ」は不可能?!
冒頭でも言いましたが、『部分痩せは不可能』です。
なぜなら、脂肪を燃焼するときは、『動かした部分だけではなく、全身の体脂肪からエネルギーがつくられ、燃焼されるから』です。
のちほど解説しますが、『体脂肪が減るメカニズム』を理解すると、納得できると思います。
ダイエットをして、目標としていた体重までは、痩せました。
しかし、「お腹や腰回りの脂肪が気になる」という人は多いです。
そんな人は、『体脂肪が減るメカニズム』を理解しておいたほうがいいでしょう。
体脂肪が減るメカニズムを理解しよう!
体脂肪が減るメカニズムを、分かりやすくシンプルに解説します。
運動をすると、人間の身体に付いている「体脂肪」が、エネルギーとして使われる「脂肪酸」という形になって、血液中に飛び出します。
※このとき、動かした部分だけではなく、全身の体脂肪から使われます。
さらに運動を続けると、エネルギーが必要になるので、血液中の「脂肪酸」をエネルギーとして消費します。
※このとき、消費されなかった「脂肪酸」は再び、「体脂肪」となります。
血液中の「脂肪酸」が消費されると、ここで初めて『体脂肪が燃焼した、体脂肪が減った』ということになります。
つまり、『“痩せたい部分を鍛えた“からといって、その部分だけ痩せる』なんてことはあり得ないのです。
気になる部分の「脂肪」を落とす方法
気になる部分の「脂肪」を落とす方法は、一つしかありません。
それは、『気になる部分の脂肪が落ちるまで、ダイエットを継続すること』です。
上記でも説明したように、部分痩せなんて存在しません。
「お腹をへこませたいんだけど…」→ お腹がへこむまで、ダイエット
「ぷよぷよの二の腕をなんとかしたい!」→ 細くなるまで、ダイエット
真実は残酷なもので、『気になる部分の脂肪がなくなるまで、ダイエットを継続すること』
これしか方法はないのです。
メリハリのある、かっこいい体になりたい場合は、「筋トレ」も必要になります。
一部の人は「部分痩せ」できる可能性もある!
ここまで、『部分痩せなんて存在しない』と言ってきましたが、一部例外もあります。
たとえば、「テニスプレーヤー」です。
テニスプレーヤーの、利き腕の皮下脂肪を測定したところ、普通の人より薄かったことが観測されています。
「トレーニングした腕」と「トレーニングしなかった腕」では、
トレーニングした腕のほうが、皮下脂肪が少なかったことも示されています。
それでは、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
「部分痩せ」が起きる理由
みなさん、お腹や腰回りなど、「体の中心部分」は脂肪が多いですよね?
それに比べて、ふくらはぎや前腕には、脂肪が少ないと思います。
これには、「血行」が関係しています。
筋トレなどの運動を行うと、「脂肪燃焼ホルモン」である「アドレナリン」「ノルアドレナリン」「成長ホルモン」が、分泌され、脂肪細胞に働きます。
そうすると、「ホルモン感受性リパーゼ(HSL)」という、『脂肪燃焼を促進させる酵素』が活性化されます。
そして、体に付いている体脂肪が、エネルギーとして使われる「脂肪酸」になって、血液中に飛び出します。
「脂肪燃焼ホルモン」は、血液中をめぐり、全身に行き渡ります。
つまり、『血液の循環がよい部分ほど、脂肪燃焼が起こりやすい』ということです。
ですので、部分痩せしたい部分を鍛えて血行を良くすれば、理論的には、その部分だけ脂肪燃焼することができるかもしれません。
筋トレは「筋肉を太くする行為」
「筋トレをして、脂肪燃焼ホルモンを分泌させて、血行を良くすれば、部分痩せできるじゃん」
このように思いましたよね?
ひとつ、忘れてはいけないことがあります。
それは、『筋トレは、筋肉を太くするために行う行為である』ということです。
筋トレをして脂肪燃焼できても、筋肉が大きくなったら、腕は細くなりません。
ということは、『腕を細くしたいのに、腕を太くする行為の筋トレ』をするっておかしいですよね?
テニスプレーヤーの利き腕は、皮下脂肪は少ないですが、筋肉もあります。
テニスをして、筋肉量はそのままで、皮下脂肪が少なくなったわけではありません。
結局は、『自分が理想とする細さになるまで、ダイエットを継続する』これしか方法ないということです。
まとめ
「部分痩せは存在するのか問題」の結論
『部分痩せは不可能、部分痩せは都市伝説』
一部例外もありますが、ほとんどの人は、このように思っていたほうがいいでしょう。
最後に、簡単にまとめておきましょう!
まとめ
• 痩せたい部分を鍛えたからといって、その部分だけ痩せるなんてことはあり得ない
•「部分痩せ」は存在しないので、理想の細さになるまで、ダイエットを継続するしかない
• 理論上、血液の循環がよい部分ほど、脂肪燃焼が起こりやすい
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が、あなたのお役に立てたのなら幸いです。
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