ダイエットのとき、無駄に”汗をかく”のはやめませんか?
この記事で解決できるお悩み
•「汗をかくと痩せる」ってウソなの?
• 汗をかきやすい人ってどんな人?
この記事は、東京大学教授、理学博士の”石井直方”氏の『筋肉まるわかり大事典』を参考にしています!
この記事を読めば、『ダイエットしたいから汗をかこう』というのは間違いだと分かります。
ぜひ最後まで読んで、汗とダイエットの関係を理解しちゃってください!
発汗とダイエットは関係ない
ダイエットをしたい人が、「サウナスーツ」を着てランニングしたり、「サウナ」に入ったりして、必死に汗をかいています。
ですが、その汗は”ハッキリいって無駄”です。
汗をかいても、一時的に水分が抜けるだけで、痩せる(体脂肪が減る)ことはありません。
ランニングのあと「体重が500g減った!」と喜んでも、水分補給をすればすぐに元通りになります。
『汗をかくと痩せるというのは勘違い』、ということを解説していきます。
「汗をかくと痩せる」はウソ?!
結論からいうと、「汗をかくと痩せる」というのは、間違っています。
なぜなら、「汗をかく」という身体の機能の目的は、あくまで『身体を冷やすための自然反応』だからです。
いわゆる「体温調節」です。
人間の身体の、約60%は「水分」です。
汗をかいたり、水分補給をしたりして『身体の水分量は、プラスマイナス4%』を保っています。
ですので、汗をかいて体重を減らしても、体脂肪が減っているわけではなく、水分が抜けているだけなので、すぐに体重は戻ってしまいます。
ボクサーや体重制限のある選手が汗をかいて減量するのは、その瞬間だけ体重を減らしたいからです。
一般の人が、汗をかいてダイエットしたところで、”ただの無駄な汗”になります。
「汗をかきやすい人」ってどんな人?
「太っている人は汗をかきやすい」という話、よく聞きますよね?
これも「太っているから汗をかきやすい」ということではありません。
繰り返しになりますが、汗をかく理由は「体温調節」です。
つまり、体内に熱がたまりやすい人が「汗をかきやすい人」ということです。
「太っている人」= 汗をかきやすい人ではなく、「体が大きい人」= 汗をかきやすい人が正解になります。
「体が大きい人」が汗をかきやすい人
体の大きい人は、体重あたりの表面積が小さくなります。
対して、体の小さい人ほど、体重あたりの表面積が大きくなります。
つまり、体の大きい人ほど「蓄熱」といって体に熱がたまりやすく、外に熱が逃げにくいということです。
ですので、体の大きい人ほど、余分に汗をかいて体を冷やす必要があり「汗をかきやすい人」になります。
まとめ
汗をかく = 痩せる
これが間違っている考え方だと理解できましたか?
この記事を読んだあなたは、これからの人生で『無駄な汗をかく必要がなくなった』と思います。
痩せたい人に、1番大事なことは「食事管理」です。
痩せたい人は、ダイエットの大原則『摂取カロリー < 消費カロリー』
これだけ守っておけば、誰でも確実に痩せることができます。
ですので、「汗をかくこと」よりも「食事管理」を大事にしましょう!
それでは最後に、簡単にまとめておきます。
まとめ
• ダイエットのために、汗をかこうとするのは”無駄”
• 汗をかく機能は、身体を冷やす「体温調節」のため
• 体の大きい人ほど、汗をかきやすい
• 痩せるために1番大事なことは「食事管理」
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が、あなたのお役に立つことができたのなら幸いです。
ダイエットをしたい人に1番大事なことは「食事管理」です。
『”食事だけ”変えることにより確実に痩せる』ことができます。
ダイエットしたい人はぜひ、こちらの記事を参考にしてみてください!