この記事を読むと分かること
・カーボアップの炭水化物の選び方
・タイミング別でオススメの炭水化物の種類
ボディビルやフィジークの”大会前のカーボアップ”をするときって、
「どの炭水化物を、どのタイミングで、どれくらい摂取すればいいんだろう…?」
このような疑問を抱える人が多いと思います。
僕自身、下記で紹介する方法で、JBBF主催のフィジークで”県2位”になることができました。
この記事では、カーボアップにオススメの炭水化物をタイミング別で紹介しています。
記事を読み終えると、大会前のカーボアップの”最適な炭水化物”を選ぶことができるようになります。
具体的な食材まで紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
■カーボアップにオススメの炭水化物の選び方
カーボアップを行う目的は、「減量で枯渇した”筋グリコーゲン”を回復させて、筋肉のサイズを増やし、張りのある身体に見せるため」です。
絞りきれている身体に、
・適切なタイミング
・適切な量
・適切な炭水化物
を摂取することで、コンテスト当日、パンパンに”パンプアップ”させることが可能になります。
カーボアップは、「体重×18gの糖質」を”2〜3日”にかけて摂取していきます。
カーボアップの具体的なやり方はコチラの記事をご覧ください。
それでは、タイミング別にオススメの炭水化物を紹介していきます。
◎【1〜2日目】高GIの炭水化物
☑ 1〜2日目
カーボアップ開始時は、「高GIの炭水化物」を摂取していきます。
減量が明けたこのタイミングでは、グリコーゲン合成酵素が活発になっているため、筋グリコーゲンを溜め込みやすい状況になっています。
そのため、消化吸収の速い「高GIの炭水化物」で摂取しましょう。
オススメの「高GI炭水化物」
- グリコ「CCD」
- ファイン・ラボ「ヴィターゴ」
- 餅
- 白米
- あんこ
- うどん
- シリアル
◎【2〜3日目】中〜低GIの炭水化物
☑ 2〜3日目
1〜2日目で体重×18gの半分くらい摂取したら、残りは「中〜低GIの炭水化物」で摂取していきます。
ある程度、筋グリコーゲンが溜まってきたこのタイミングで、高GIの炭水化物を摂取すると、体脂肪に変換されやすいためです。
また、カリウムの多い食材を選ぶことで、体内の水分を排出する効果も期待できます。
ですので、ここからは「中〜低GIの炭水化物」で摂取しましょう。
オススメの「中〜高GI炭水化物」
- そば
- 玄米餅
- パスタ
- 全粒粉のパン
- さつまいも
- オートミール
◎【コンテスト当日】低GIの炭水化物
☑ コンテスト当日
コンテスト当日の朝は、筋肉に張りがあれば「糖質は必要ない」です。
サーロインステーキのような、飽和脂肪酸を含むタンパク質を摂取しましょう。
※エネルギーが持続しやすいため
もし、筋肉の張りが足りない場合は、低GIの炭水化物もプラスで摂取すると良いでしょう。
オススメの「低GI炭水化物」
-
冷ましたじゃがいも
-
さつまいも
-
オートミール
■まとめ
今回は、ボディビル・フィジークのコンテストに向けたカーボアップの「炭水化物の選び方」を紹介しました。
カーボアップは、正しく行うことができれば、筋肉がパンパンに張った状態でステージに上がることができます。
しかし、間違った方法で行うと、”むくんでしまう”可能性も…
苦労して絞りきった身体を無駄にしないためにも、正しいカーボアップの知識を理解しておきましょう。
「もっと具体的にカーボアップのやり方を知りたい!」
そんな方は、コチラの記事をご覧ください。
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