成功しない人の特徴は「人の言うことを聞かない」
この記事を読むと分かること
- 3種類の体脂肪の違い
- 体型は「遺伝」で決まっている?
- 内臓脂肪の特徴
- 脂肪がつく原因と対策
筋トレ6年目、2019年JBBFメンズフィジークでは”県2位”
オンラインサロンやセミナー、書籍、論文などで「栄養学」を学んでいる、栄養オタクトレーニーです。
「”ぽっこりお腹”をどうにかしたい!」
あなたはこのように言ってからずっと、そのポッコリお腹を放置していませんか?
ぽっこりお腹は、見た目も悪いし、健康にも良くない。
この記事を読めば、ポッコリお腹の”原因と対策”を知ることができます。
「これを飲むだけ!一瞬で痩せる!」というものではなく、”根本的な原因と対策”を紹介します。
ですので、「楽して痩せたい」という人は、時間の無駄になるので読まないほうがいいです。
あなたが、心からポッコリお腹をどうにしたいと思うのなら、ぜひ最後まで読んでみてください。
ポッコリお腹の原因は内臓脂肪?
ポッコリお腹の主な原因は「内臓脂肪」です。
内臓脂肪を減らせば、ポッコリお腹を解消できます。
では、どのようにすれば、内臓脂肪を減らすことができるのか?
まずは、3種類の体脂肪から解説していきます。
◎体脂肪は”3種類”に分類される
体脂肪は「蓄え」であって、太古は「飢餓を乗り切るための大事な機能」でした。
現在の飽食の時代では、完全に”邪魔者扱い”されてますが。。笑
そんな体脂肪は、内臓脂肪を含む3種類に分類することができます。
✓「内臓脂肪」
- ぽっこりお腹の主な原因になる
- 腹直筋の内側に付いている
- 内臓を守る役割がある
✓「皮下脂肪」
- お尻や下半身に付きやすい
- 腹直筋の外側に付いている
✓「異所性脂肪」
- 脂肪肝のような元来あってはならないとこに付く
- 肝硬変、糖尿病の原因にもなる”ヤバい脂肪”
◎体型は”遺伝的要因”で決まる
人間の体型は、遺伝的要因によってある程度決まっています。
小学生のときを思い出してみてください。
同じような食事や運動、生活習慣でもいろんな体型の人がいたと思います。
- 太っている人
- 痩せている人
- 筋肉質な人
小学生のときから太っている人は、遺伝的に痩せにづらいので相当な努力が必要です。
逆に昔は細かったけど、大人になってから太ちゃったという人は比較的簡単に痩せることができます。
「自分はどのような遺伝子なんだろう?」
このような人は下記の記事を参考にしてみてください。
→ 関連記事「10個の質問で分かる!ソマトタイプ診断」
◎内臓脂肪の”特徴”
内臓脂肪の特徴は、「皮下脂肪と比べて減らしやすい」ということです。
✓銀行口座で例えると
- いつでも引き出せる普通預金口座が「内臓脂肪」
- 引き出すのに手間がかかる定期預金口座が「皮下脂肪」
その他にも、年齢とともに増えやすい、持病の原因になるなどの特徴もあります。
内臓脂肪は、エネルギーの一時的な保存先といった感じなので、軽い食事管理や運動で減らすことができます。
ポッコリお腹を解消したい人は、下記の方法を実行しましょう!
ポッコリお腹の根本的な原因と対策
ポッコリお腹は「単純に体脂肪が多いこと」が原因です。
ですので、”内臓脂肪だけ”を減らすというより「全体的に体脂肪を減らす」ことを考えましょう。
これから紹介する方法を実行することができれば、確実に体脂肪を減らすことができます。
◎カロリー収支(食事管理)
体脂肪が多い人、ぽっこりお腹のほとんどの原因は「食べ過ぎ」です。
摂取カロリーが消費カロリーを上回るような食事をしていれば、体脂肪が増えるのは当たり前です。
逆に考えれば、摂取カロリーが消費カロリーより少なければ、痩せていくということになります。
確実に体脂肪を減らす方法
「摂取カロリー」<「消費カロリー」で生活する。
これが、体脂肪を減らすための大原則であり、唯一の方法です。
この大原則を守れば絶対に痩せることができるので、本気で痩せたい人はぜひ「カロリー収支」を試してみてください。
→ シンプルだけど難しい、だがしかし、絶対に痩せる方法【本気で痩せたい人を救いたい】
◎PFCバランス
「カロリー収支をしているのに痩せない」
このような人は、PFCバランスを考えましょう。
✓PFCバランス
- Protein(タンパク質)
- Fat(脂質)
- Carbohydrate(炭水化物)
この中の「脂質」の割合が多いと体脂肪が付きやすくなります。
脂質の中でも「飽和脂肪酸」その中でも「一価不飽和脂肪酸」は、体脂肪になりやすいです。
例)牛肉、生クリーム、ドレシングなど
体脂肪がなかなか減らない人は、「脂質の割合を減らして一価不飽和脂肪酸はなるべく避ける」
このようなPFCバランスで食事を摂りましょう!
→ 誰でも確実に痩せられる「除脂肪メソッド」【オススメの減量・ダイエット本】
◎睡眠時間
「睡眠時間が短い人ほど、体脂肪が付きやすい」という研究がいくつもあります。
睡眠不足で自律神経やホルモンバランスが乱れると、体脂肪が付きやすくなるのです。
また、睡眠時間が短くなると、食欲を抑える「レプチン」というホルモンが減ってしまいます。
そして、食欲を増進する「グレリン」というホルモンは増えます。
その結果、「食べすぎて、太ってしまう」ということになるのです。
7〜8時間の睡眠で「レプチン」と「グレリン」の数値は正常になると言われています。
ですので、体脂肪を減らしたい人は、夜ふかしせずしっかりと睡眠時間を確保しましょう!
◎部分痩せは都市伝説
これだけは覚えて帰ってください。
部分痩せは「都市伝説」
「ポッコリお腹をどうにかしたい!」という人が、腹筋運動をしている光景をよく見ますが、ハッキリ言って意味がありません。
それよりも、上記で紹介したような「カロリー収支」もしくは「有酸素運動」をしたほうがよっぽど効果があります。
ですので、ポッコリお腹をどうにかしたい人は「部分痩せ」という考えは捨てて、「カロリー収支」を行ってください。
まとめ【やる人とやらない人がいるだけ】
今回は、ぽっこりお腹を解消する方法を紹介しました。
ポッコリお腹を解消する方法、痩せる方法なんてものは、とっくの昔に確立しています。
「食事管理」と「運動」これだけです。
世の中には「やる人」と「やらない人」がいるだけ。
楽して痩せるための『秘訣』なんてありません。
楽して痩せたいというのは、ただの『甘え』です。
もし、本気で今の自分を変えたいと思うのなら、今回紹介した方法を試してみてください。
成功しない人の特徴:「人の言うことを聞かない」
◎要点まとめ
最後に簡単にまとめておきます。
要点まとめ
- 3種類の体脂肪「内臓脂肪」「皮下脂肪」「異所性脂肪」
- ポッコリお腹の原因は「内臓脂肪」
- 体型はある程度「遺伝」で決まっている
- 「カロリー収支」をすれば絶対に痩せる
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事があなたのお役に立つことができたのなら幸いです。