腸内環境を整える最終兵器
この記事を読むと分かること
- 「プロバイオティクス」ってなに?
- 「どんな作用」があるの?
- サプリメントの「選び方」
- おすすめの「サプリメント」紹介
筋トレ6年目、2019年JBBFメンズフィジークでは”県2位”
オンラインサロンやセミナー、書籍、論文などで「栄養学」を学んでいる、栄養オタクトレーニーです。
ヨーグルト、キムチ、納豆などの「発酵食品」
イヌリン、難消化性デキストリンなどの「食物繊維」
いろいろ試してきたけど、まったく腸内環境が改善しない。
そんな人にオススメの、腸内環境を整える最終兵器「プロバイオティクス」を紹介します。
この記事では、プロバイオティクスの効果や摂取方法など簡単に解説します。
記事の最後で、世界でいちばん売れているサプリメントも紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください!
世界でいちばん売れているサプリメント「プロバイオティクス」とは?
いきなりですが、みなさんに質問です。
日本で”一番売れているサプリメント”は、何だと思いますか?
そうです、「プロテイン」です。
しかし、世界でいちばん売れているサプリメントは「プロテイン」ではありません。
知らない人もいるかもしれませんが、世界でいちばん売れているサプリメントは「プロバイオティクス」です。
◎「プロバイオティクス」ってなに?
プロバイオティクスを一言で説明すると、「腸内細菌(善玉菌)を増やす作用のある、腸内環境を整えてくれる生きた微生物のこと」です。
人間の腸内環境には、”3種類”の「腸内細菌」が存在します。
- 善玉菌 :20%
- 悪玉菌 :10%
- 中間菌(日和見菌): 70%
このバランスが崩れると、便秘や下痢など、腸内環境に悪影響が現れます。
ちなみに、腸内細菌を顕微鏡で見ると、”お花畑”に見えることから「腸内フローラ」と言われているそうです。
◎プロバイオティクスの「定義」
✔「プロバイオティクスの定義」
- 安全性が保証されている
- もともと宿主の腸内フローラの一員である
- 胃液、胆汁などに耐えて生きたまま腸に到達できる
- 下部消化管で増殖可能である
- 宿主に対して明らかな有用効果を発揮できる
- 食品などの形態で有効な菌数が維持できる
- 安価かつ容易に取り扱える
プロバイオティクス(probiotics)|用語集|腸内細菌学会より
簡単にまとめると、安全で安価、元々体内に存在する、腸内環境を整える効果のあるモノって感じですかね。
◎腸内環境を整えるメカニズム
腸内環境の乱れのほとんどは、「食生活が乱れて、悪玉菌が増えてしまうこと」が原因です。
たとえば、お肉を食べすぎた場合、体内に吸収しきれなかったタンパク質は悪玉菌のエサになります。
すると、腸内の悪玉菌が増え、腸内環境が乱れ、消化不良などを起こして便秘や下痢になるのです。
プロバイオティクスは、腸内の善玉菌を増やしてくれる作用があるので、腸内環境が乱れた人には効果的になります。
✔善玉菌が増える「ロジック」
プロバイオティクスを摂る → 腸内にある「糖」を発酵 → 「乳酸」と「酢酸」が作られる → 「酸」なので腸内のphバランスが酸性に傾く → 悪玉菌(ブドウ球菌、大腸菌など)が働きにくくなる → 腸内環境がととのう
◎プロバイオティクスの効果
✔「プロバイオティクスの効果」
- 便秘および下痢の改善
- アレルギーの抑制
- 動脈硬化の予防
- 免疫機能の改善
- 乳糖不耐症の改善
「第2の脳」ともいわれる「腸」を整えることで、様々な効果を得ることができます。
上記の効果も、多くの効果の中のほんの一部です。
「腸」に関しては、まだまだ分からないこともあるので、今後の研究に期待ですね。
→ 参考論文「プロバイオティクス:現在の状況と将来の展望」
プロバイオティクスの選び方と注意点
プロバイオティクスは、”善玉菌そのもの”
具体的にいうと、「ビフィズス菌」や「乳酸菌」のことです。
ですので、サプリメントでなくても「食材」から摂ることもできます。
ヨーグルトやチーズ、納豆、キムチなどですね。
しかし、プロバイオティクスの効果を得るためには、いくつか注意点があります。
◎プロバイオティクスの「選び方」
プロバイオティクスを摂る場合は「食材」から摂る方法と、「サプリメント」から摂る方法があります。
✔「食材」から摂る方法
- 動物性:ヨーグルト、チーズなどの乳製品
- 植物性:納豆、キムチ、ぬか、味噌などの発酵食品
※ 乳酸菌のほとんどは「胃酸」にやられてしまうので、食材から摂る場合は、継続的な摂取が必要です。
✔「サプリメント」から摂る場合
- 単一の細菌よりも、複数(5〜6個)のモノを選んだほうが腸内で機能しやすい
- 細菌の数が最低でも、50〜60億個は必要
- ビフィズス菌の割合が多いものを選ぶ(3〜4割)
これらの条件を満たしたサプリメントを紹介します。
◎おすすめのプロバイオティクス「ラクトビフ」
おすすめのプロバイオティクスは「California Gold Nutrition, LactoBif(ラクトビフ)」です。
✔「ラクトビフ」がオススメな理由
- 8種類の菌が使われている
- 個数も300億個
- Danisco社の「FloraFIT」の原料を使っている
- アレルギー反応を起こさない「ベジカプセル」を使用
- 熱に強い「PTP包装」
- 安心のGMP規格
※ Danisco社の「FloraFIT」は、アミノ酸の「アジピュア」、クレアチンの「クレアピュア」みたいなもの。
※ デンマーク会社で、世界トップクラスのバイオ企業、酵素や食品、乳酸菌で世界大手メーカーなので信頼できる。
まとめ【サプリメントで摂るのが効率的】
今回は、世界でいちばん売れているサプリメント「プロバイオティクス」について解説しました。
「腸内環境を整えるために、今までいろいろ試してきたけど全部ダメだった」
そんな人は、整腸作用のための最終兵器「プロバイオティクス」を試してみてください。
プロバイオティクスを食材から摂ろうとすると、余計なカロリーも摂ってしまうことになります。
なので、カロリーを気にする人は、サプリメントで摂るのが最適です。
今現在、腸内環境にお悩みの人は、試してみる価値のあるサプリメントです。
「効果を実感した!」という声もたくさんあるので、気になる方はぜひ試してみてください。
◎要点まとめ
最後に、簡単にまとめておきます。
要点まとめ
- プロバイオティクスは、腸内細菌を増やして腸内環境を整えてくれる
- プロバイオティクスは、サプリメントで摂るのがオススメ
- オススメのサプリメントは「ラクトビフ」
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が、あなたのお役に立つことができたのなら幸いです。