いきなり残酷なことを言いますが
”太りやすい人”と”太りにく人”は生まれつきの”遺伝”で決まっています。
「あの人はいつも甘いもの食べているのにスタイルが良い」
「これっぽっちしか食べてないのにすぐに太ってしまう」
このようなこと思っている人は多いと思います。
ですが”遺伝”で決まっていると言っても諦める必要はありません。
自分がどのような”遺伝のタイプ”なのか分かっていれば、生活習慣を見直すことで改善できます。
今回は太りやすい人と太りにくい人の”遺伝”はどのように決まっているのか、解説していきます。
「太りやすい人」と「太りにくい人」の違いってなに?
太りやすい人と太りにくい人の違いは”遺伝”である程度決まっています。
小学生のときなど、他の人と生活習慣があまり変わらない時期でも太ってる人、痩せている人、筋肉質な人がいたと思います。
太りやすい人と太りにくい人の遺伝には3パターンあります。
チェックリスト
- 内胚葉
- 中胚葉
- 外胚葉
この3つのタイプのことを「ソマトタイプ」と言います。
ソマトタイプの解説(内胚葉、中胚葉、外胚葉)
内胚葉(エンドモルフィ)
- 筋肉も脂肪もつきやすい
- 骨太で腕や脚が短い
- ガッチリした体型
- 特にみぞおちから下が太い
- 胴体は太いけど、腕や脚の末端にかけて細いという人も
- 小さい頃からぽっちゃり体型
中胚葉(メゾモルフィ)
- 筋肉がバランスよくついている
- 骨格が良い
- 腕や足の長さが内胚葉と外胚葉の中間くらい
- 小さい頃から筋肉質タイプ
外胚葉(エクトモルフィ)
- 筋肉も脂肪もつきにくい
- 胴体や腕、脚が長い
- 骨が細く、関節も細い
- 小さい頃、骨折が多い
- 小さい頃から細身で、うっすら腹筋が見えている人も
ソマトタイプの調べ方
参考
X =(三頭筋皮脂厚+肩甲下皮脂厚+腸骨棘上皮脂厚)× 170.18 /身長
中胚葉スコア=- 0.7182 + 0.1451X - 0.00068X2+ 0.0000014X3
内胚葉スコア=[(0.858 ×上腕骨顆間幅)+(0.61 ×大腿骨顆間幅)+ 0.188(屈曲上腕囲-三頭筋皮脂厚/ 10)+ 0.161(下腿最大囲-下腿内側皮脂厚/ 10)] - 0.131 ×身長+ 4.50
外胚葉スコア身長/ 3 √体重≧ 40.75 のとき= 0.732 ×(身長/ 3 √体重)- 28.58 38.25 <身長/ 3 √体重< 40.75 のとき = 0.463 ×(身長/ 3 √体重)- 17.63 身長/ 3 √体重≦ 38.25 のとき= 0.1
このような計算があるみたいですがよく分からないので
もっと簡単に調べる方法があります。
「エブリデイヘルス」というサイトで調べられます。
10個の質問に答えるだけで自分のタイプが分かります。
英語のサイトですがGoogle翻訳を使えば簡単に調べることができるので、ぜひ調べてみてください。
よく言われる手首を掴んだ時に親指と中指が触れるかの質問も含まれています。
参考
↓ 日本語で診断したい人はこちらから
ソマトタイプは変えることができる
食事や運動などの努力によって、1段階は変えることができます。
- 外胚葉 → 中胚葉
- 中胚葉 → 内胚葉や外胚葉
- 内胚葉 → 中胚葉
2段階は無理ですが、どんなタイプでも中胚葉になることはできます。
まとめ
ダイエットや筋肥大において1番大事なことは
”他人と比べないこと”です。
太りやすい、痩せやすい、筋肉がつきやすいなどは”遺伝”で決まっています。
自分はどのようなタイプか理解した上で、自分にあった方法を実行し、理想な体型をゲットしましょう!