コンテスト最終調整

「水抜き・塩抜き」の教科書【ボディビル・フィジーク】

✔︎ この記事で解決できるお悩み

• 最新の「水抜き」「塩抜き」のやり方を知りたい!

• コンテスト当日に、最高の状態にしたい!

趣味筋肉
こんなお悩みを解決する記事を書きました。

筋肉のサイズがない人でも、仕上がりがよければ勝負できます!

 

水抜き・塩抜きは『1日限定、筋肉のドレスアップ!』

 

これから紹介する『失敗しない水抜き・塩抜きのやり方』で、JBBF主催のフィジーク県大会で「2位」になることができました。

 

いろんな方法を試しましたが、今回紹介する方法が1番しっくりきています。

 

誰でも分かりやすく、サクッと理解できるようにまとめました!

ぜひ、コンテストの最終調整の参考にしてください!

 

「水抜き・塩抜き」が必要な理由

 

「水抜き・塩抜き」が必要な理由を、一言でいうと、『評価される体に仕上げるため』です。

 

人間の体内には、多くの水分を含んでいます。

多くの水分を含んだ状態だと、ステージ上で”ボテッと”見えてしまいます。

かんたんに言うと『見た目が悪くなり、評価されない体になる』ということです。

 

皮膚下の水分を抜けば抜くほど”ドライ感”が出て、筋肉のスジがハッキリ見える”カット”も出るようになります。

 

「水抜き・塩抜き」で、コンテストの結果は大きく左右されるので、正しいやり方を理解しましょう!

 

「水抜き」はコンテスト”当日だけ”行えばよい

 

水抜きは、『2週間前から、前日まで水は飲めるだけ飲む。そしてコンテスト当日だけ控えればよい』

 

近年のボディビルやフィジークの選手は『極端な水抜き・塩抜き』は行いません。

極端な水抜き・塩抜きをして、せっかく仕上げた体が台無しになるのは”もったいない”と考えるからです。

 

ですので、現在では、極端な水抜き・塩抜きは行わないのが主流です。

 

それでは、『失敗しない水抜きのやり方』を解説していきます。

 

失敗しない「水抜き」のやり方

✔︎ 「水抜き」のやり方

• 『水を抜きすぎない

→ 細胞や血液から水が抜けると、パンプアップしなくなり、血管も見えなくなる

• 『前日まで大量に「水」を飲む体重の10%)』

→ 体重70kgの人なら「1日に7リットル」

• 『コンテスト当日は、控える程度にする

→ 完全に水を抜くのではなく、ほんの少し喉が乾いている状態をキープする

 

水を抜きすぎると、細胞や血液からも水分が抜けて、筋肉が縮んでしまいます。

 

そして、『身体が水を溜め込もう』という状態になってしまいます。

 

ですので、あえて前日まで、大量の水を飲むことにより、『水分を排出する能力』を高めておきます。

 

そうすると、コンテスト当日に少し水を控える程度で、体内から水分がどんどん抜けていき、ドライな感じに仕上がります。

※コンテストが午前中の場合、前日の夜(20:00くらい)から控える

 

「塩抜き」は”前日だけ”ふつうにすればよい

 

塩抜きは、『2週間前から塩分を多めに摂っておき、前日から”ふつう”に戻すだけでよい』

 

1週間くらい塩分を抜く人がいますが、身体への負担も大きく、逆に身体は塩分を溜め込もうという状態になってしまいます。

 

ですので、塩分は抜きすぎないようにしましょう。

 

それでは、『失敗しない塩抜きのやり方』を解説します。

 

失敗しない「塩抜き」のやり方

 

✔︎「塩抜き」のやり方

• 『2週間前から、多めに塩分を摂取しておく

→ 普段の2割増しくらい。日本人の平均摂取量が11gなので「1日に15g程度」摂るようにする

•『前日に、塩分の量を”ふつう”に戻す

→ 日本人の平均摂取量の11g程度にする

 

2種間前から、あえて塩分を多く摂取するようにして、『塩分を排出する能力』を高めておきます。

水抜きのやり方と、同じですね。

 

そして、コンテストの前日に塩分の量を”ふつう”に戻すだけで、塩分が抜けて、それにともない「水」も抜けていきます。

そうすると、塩も水も抜けて、『”むくみ”のない最高の状態』に仕上がります。

 

水抜き・塩抜きの「注意点」

 

✔︎ 水抜き・塩抜きの「注意点

•『過度水抜き・塩抜きはしない』

→ パンプしなくなる、逆に浮腫んでしまう

•『水溶性ビタミンを多めに摂る』

→ 水分と一緒にビタミンも排出されるのでいつもの「1.5倍」くらい摂る

•『ポージング練習をして、筋肉を動かしておく』

→ コンテスト当日、急にポージンングをすると筋肉の痙攣をおこす可能性がある

•『食物繊維を意識的に摂取する』

→ 便秘の予防。カーボアップで、食物繊維の多い食材を摂るなら必要ない

•『カフェインカリウムの摂取が必要な場合もある』

→「カフェイン」や「カリウム」には、水分を排出する効果があるので、浮腫んでしまったらこの2つを活用する

 

これらのことに注意して、最高の状態でステージに上がりましょう!

 

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まとめ

 

上記で紹介した『水抜き・塩抜きのやり方』を実践していただくと、むくみ」のない最高の状態でステージに上がることができます。

 

水抜き・塩抜きは、『やるだけで”パリパリ"に仕上がる』ような、魔法の方法ではありません。

 

ですが、絞り切れている人が行うと、筋肉と皮膚がくっついたようなドライで、かっこいい身体に仕上がります。

 

まさに『1日限定、筋肉のドレスアップ』です。

 

最後に、かんたんにまとめておきます。

まとめ

• 過度な「水抜き・塩抜き」は必要ない

• 2週間前から前日まで、水は飲めるだけ飲む

そしてコンテスト当日だけ控える

• 2週間前から2日前まで、塩は多めに摂る

そしてコンテストの前日からふつうにする

最後まで読んでいただき、ありがとございました。

この記事が、あなたのお役に立つことができたなら幸いです。

 

「水抜き・塩抜き」と同時に「カーボアップ」も行うと、筋肉のサイズを増やし、ハリのある身体にすることができます。

コンテスト当日、最高の状態にするために下記の記事にも目を通しておきましょう!

「カーボアップ」の教科書【ボディビル・フィジーク】

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趣味筋肉(しゅみきん)

筋肉・栄養オタク|2019年JBBFメンズフィジーク県2位|フィットネスライター|筋トレ初心者でも”即実践可能な栄養学”を発信|健康的にバルクアップ・ダイエットしたい人向けの栄養記事を書いてます!|月間5万PV以上

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