サプリメント 栄養素解説

【栄養オタクが解説】精力低下・勃起不全を改善する”3つ”の栄養素

 

若かりし頃のあなたに

 

この記事を読むと分かること

  • 精力を上げるとは?
  • テストステロンとは?
  • 摂取すべき3つの栄養素【参考論文あり】

 

趣味筋肉
こんなことが分かる記事を書きました。

筋トレ歴6年、2019年JBBFメンズフィジーク”県2位”

栄養の学校NNCやセミナー、書籍、論文などで「栄養学」を学んでいる、栄養オタクトレーニーです。

 

精力低下勃起不全は、"ある栄養素”を摂取することで改善できるかもしれません。

 

今回は、栄養オタクが”極めて真剣”に「精力低下・勃起不全の改善方法」を解説します。

 

この記事で紹介する”3つの栄養素”を摂取すれば、失われた精力が復活するかもしれません。

 

オススメのサプリメントも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください!

 

■「精力」を上げるとは?

 

「精力」という言葉は、主観的で、とても曖昧ですよね?

 

しかし、「あるモノ」のバロメーターを上げることにより、性欲・勃起不全が改善することが分かっています。

 

その”あるモノ”とは、『テストステロン』です。

 

◎「テストステロン」とは

 

テストステロンは、筋肉を増やす、生殖機能を向上させる、精神を安定させる、などの働きをする男性ホルモンの一種です。

 

約95%が睾丸(精巣)で作られ、残りの5%は副腎で合成・分泌されます。

 

体内のテストステロン値のピークは、25歳〜30歳です。

そして、10年間で8%ずつ低下していき、70歳になると”ピーク時の半分程度まで低下する”と言われています。

 

■「テストステロン」を増やす”3つ”の栄養素

 

体内のテストステロンを増やす一番効率の良い方法は、体内に「テストステロンを直接投与すること」です。

 

しかし、体内のテストステロン値が急激に変化すると、前立腺がん、多血症、睡眠時無呼吸症候群などのリスクが上がると言われています。

 

ですので、安全かつ効果的な「食事療法」でテストステロンを増やすほうがいいでしょう。

 

ここからはエビデンスベースで、テストステロンを増やす栄養素”3つ”を紹介していきます。

 

◎「フェヌグリーク抽出物」

 

参考論文「男性のテストステロンレベルに対するフェヌグリーク抽出物サプリメントの効果」

 

「フェヌグリーク抽出物」は、インド・アフリカに多い、背丈の高いアダプトゲンハーブの一種です。

 

上記の論文では、体内の「フェヌグリーク抽出物」の摂取量と「テストステロン値」の高さには、相関関係があると結論づけています。

 

3ヶ月程度、継続的に摂取することにより、テストステロン値を上げる効果を得ることができます。

 

摂取量:800mg〜1,000mg

期間:3ヶ月(90日間)

 

 

オススメの「フェヌグリーク抽出物」はコチラ

 

◎「亜鉛」

 

参考論文「健康な成人の亜鉛状態と血清テストステロンレベル」

 

テストステロンを増やす栄養素と言ったら「亜鉛」が一番有名だと思います。

 

研究の内容 →「亜鉛が少ない食事」と「亜鉛が多い食事」の2つのグループに分けて、20週間に渡って調査を行った。

 

結果 → 「亜鉛が少ない食事」と比べて「亜鉛が多い食事」をしたグループは、血清のテストステロン値が、およそ2倍になった。

 

「精力」を上げるために、一番効果のある栄養素は「亜鉛」と言っても過言では無いと思います。

 

摂取量:18〜30mg

注意点:銅・鉄・マグネシウムとのバランスを考えて摂る

※ 精力増強系のサプリには、ほぼ確実にこれらのミネラルが入ってます。

 

→ 関連記事「亜鉛はテストステロンを増やす!?」

 

 

オススメの「亜鉛」はコチラ

 

◎「脂質」

 

参考論文「米国の男性における人気のある食事と血清テストステロンとの関連」

 

脂質は、「摂取してほしい」というより「制限しないで欲しい」という栄養素です。

 

テストステロンは「脂質(コレステロール)」から作られるので、脂質は極端に制限しないほうがいいでしょう。

 

実際、脂質をほぼ0にした食事をしているコンテスト前の選手は、性欲が低い傾向にあります。

 

上記の論文では、「低脂肪食」と「総摂取カロリーの15%以上が脂質の食事」を比べたところ、テストステロンの合成能力に差が出たと結論づけています。

 

また、「どんな脂質を摂ってもいい」というわけではありません。

 

テストステロンを上げる脂質は、「一価不飽和脂肪酸(オメガ9)」と「多価不飽和脂肪酸」(オメガ3)です。

 

逆に、トランス脂肪酸、オメガ6の過剰摂取は、コレステロールの合成を抑制してしまうとも言われています。

 

■まとめ【短期ではなく長期的に考える】

 

今回は、栄養オタクが真剣に「精力低下・勃起不全を改善する栄養素」について解説しました。

 

注意してほしいことは、今回紹介した栄養素は「エルゴジェニックエイドではない」ということです。

 

摂取したからといって、短期で効果のあるものではありません。

 

栄養摂取による、テストステロン値の改善には時間がかかります。

1ヶ月、2ヶ月、半年、1年、、、

 

継続して摂取することにより、少しずつ改善していくので、根気よく継続してください!

 

◎要点まとめ

 

最後に簡単にまとめておきます。

 

要点まとめ

  • 「精力」を上げるには「テストステロン値」を上げることが重要
  • テストステロンを増やす栄養素「フェヌグリーク抽出物」「亜鉛」「脂質」
  • 短期で改善はできないので、長期的な摂取が必要

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事があなたのお役に立つことができたのなら幸いです。

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趣味筋肉(しゅみきん)

筋肉・栄養オタク|2019年JBBFメンズフィジーク県2位|フィットネスライター|筋トレ初心者でも”即実践可能な栄養学”を発信|健康的にバルクアップ・ダイエットしたい人向けの栄養記事を書いてます!|月間1.5万PV以上

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