栄養学 栄養素解説

高齢者・筋肥大したい若者にオススメ!!「β‐クリプトキサンチン」とは?

 

この記事を読むと分かること

  • βクリプトキサンチンとは?
  • βクリプトキサンチンの働き
  • 摂取する際の注意点

 

趣味筋肉
栄養学を学べる日本一の学校NNC・セミナー・書籍・論文などで「栄養学」を学んでいる、栄養オタクトレーニー、趣味筋肉(しゅみきん)です。

筋肉7年目、2019年JBBFメンズフィジーク”県2位”

 

「糖尿病・骨粗鬆症が心配…」

「筋力の低下が怖い…」

 

このような方にオススメの栄養素が「β‐クリプトキサンチン」です。

 

「β‐クリプトキサンチン」は、あまり注目されていないものの、高い効果のある栄養素です。

 

この記事では、βクリプトキサンチンの「働き」や「摂取する際の注意点」を解説しています。

 

では、下記の論文を参考に「β‐クリプトキサンチン」を紹介していきます!!

↓↓参考論文

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4892306/

 

■βクリプトキサンチンとは?

 

βクリプトキサンチンは、ファイトケミカルの中の「カロテノイド類」の一種です。

 

カロテノイド類は、約750種類あると言われています。

 

・カロテン類:約50種類

→ 炭素・水素で構成される

例)リコピン、βカロテン、アルファカロテンなど

 

・キサントフィル類:約700種類

→ 炭素・水素・酸素で構成される

例)βクリプトキサンチン、ルテインなど

 

・多く含む食材みかん、とうがらし、パパインなどの柑橘系

※皮(色素)に多く含む)

 

»【関連記事】強力な抗酸化作用のある「ファイトケミカル」とは?

 

◎βクリプトキサンチンが体内に入ると…

 

βクリプトキサンチンは体内に入ると、「ビタミンAとして働くもの」「クリプトキサンチンとして働くもの」に分かれます。

ビタミンAとして働く以外は、リンパ液に流れます。

 

食事からでも、サプリメントの摂取からでも、βクリプトキサンチンは脂溶性のため脂質と一緒に摂るのがポイントです。

 

また、βクリプトキサンチンはカロテノイド類の中でも、バイオアベイラビリティ(体内利用率)が著しく高いのも特徴です。

※βカロテン・αカロテンと比較しても4〜8倍くらい高い

 

»【関連記事】「ビタミンA」の効果や摂取方法

 

◎カロテノイドの体内貯蔵量

 

体内のカロテノイドを多い順に並べると、

 

①ルテイン、ゼアキサンチン

②βカロテン

③リコピン

④βクリプトキサンチン

 

このようになります。

 

■βクリプトキサンチンの働き

 

βクリプトキサンチンも、カロテノイドに共通している「抗酸化作用」の働きがあります。

 

しかし、βクリプトキサンチンにはその他にも注目して欲しい働きが3つあるので、下記にて紹介します。

 

「βクリプトキサンチン」の働き

①「骨粗鬆症」予防

②「糖尿病」予防

③「筋力」の維持

 

①「骨粗鬆症」予防

 

通常、骨の維持のために、骨を壊す「破骨細胞」と骨を作る「骨芽細胞」は、一定に保たれています。

 

しかし、破骨細胞の働きが強くなると、カルシウムが流れ出てしまい「骨粗鬆症」に向かってしまいます。

 

この破骨細胞と骨芽細胞のバランスを調節する働きがあるのが、βクリプトキサンチンなのです。

 

»【関連記事】「骨粗鬆症」を予防・改善する栄養学的アプローチ

 

②「糖尿病」予防

 

βクリプトキサンチンを摂取には、「インスリン抵抗性を改善する作用」があります。

 

✓インスリン抵抗性の状態

ご飯を食べて血糖値が上がる
 ↓
インスリンが分泌
 ↓
インスリンと血糖の反応が悪い
 ↓
血糖値が高い状態が維持される
 ↓
動脈硬化、肥満、糖尿病の原因になる

 

インスリン抵抗性は、加齢や生活習慣病により悪化しやすいです。

 

しかし、βクリプトキサンチンを摂取することにより、改善に向かわせることができます。

 

③「筋力」の維持

 

筋肉の成長に欠かせないものに「IGF-1(インスリン様成長因子)」という、成長ホルモンに似た物質があります。

 

✓IGF-1の働き

IGF-1が活性化
 ↓
筋サテライト細胞を刺激
 ↓
筋合成が活性化

 

本来、IGF-1は筋トレをすることにより刺激されます。

 

しかし、βクリプトキサンチンの一定の体内貯蔵量によってIGF-1が刺激されることが分かっています。

 

そのため、筋力が低下してくる高齢者はもちろん、筋肥大したい若者にもオススメの栄養素になります。

 

◎注意点

 

βクリプトキサンチンの働きを抑制してしまう要因があります。

 

それが、「お酒・タバコ」です。

 

お酒・タバコにより、体内の”活性酸素”が増えます。

すると、体内でのβクリプトキサンチンの消費量が多くなるため、働きが低下してしまうのです。

 

ですので、βクリプトキサンチンの働きを最大化させたい場合は、摂取の前後はお酒・タバコは控えるのが理想です。

 

■まとめ

 

今回は、あまり注目されていないものの、効果の高いファイトケミカル「β‐クリプトキサンチン」を紹介しました。

 

糖尿病や骨粗鬆症が心配な「高齢者」

筋力をつけたい「若者」

 

この記事で「βクリプトキサンチン」に興味が出た人は、ぜひ意識的に摂取してみてください。

 

要点まとめ

✓「βクリプトキサンチン」の働き

①「骨粗鬆症」予防

②「糖尿病」予防

③「筋力」の維持

✓摂取する際の注意点

摂取の前後は、お酒・タバコは控える

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事が、あなたのお役に立つことができたのなら幸いです。

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趣味筋肉(しゅみきん)

筋肉・栄養オタク|2019年JBBFフィジーク県2位|フィットネスライター|筋トレ初心者でも”即実践可能な栄養学”を発信|健康的にバルクアップ・ダイエットしたい人向けの栄養記事を書いてます!|月間1万PV以上

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