✔︎ この記事を読むと解決できる悩み
•『ビタミンE』ってなに?
•『ビタミンE』の効果を教えて欲しい
•『ビタミンE』のオススメのサプリや摂取方法が知りたい
今回の記事は、「高タンパク・低糖質食」で目覚ましい実績を上げている”藤川徳美”医師の書籍『メガビタミン健康法』、筋肉博士”山本義徳”先生の書籍『アスリートのための最新栄養学(下)』を参考にしています。
「人生100年時代」と言われる今、『健康』は最も大切なことの1つです。
「発見されたすべての病気を治す」とまで言われている『ビタミンE』を知っておいて損はないと思います。
この記事を読むと、「ビタミンEって誰にでも必要なんだ!」となりますので、ぜひ最後まで読んでください。
『ビタミンE』〜子宝と若返りの抗酸化ビタミン〜
『ビタミンE』は別名『トコフェロール』といいます。
ギリシャ語で「トコ=子供を産む」、「フェロ=力を与える」という意味です。
つまり「妊娠・出産の力を与える」というのが『トコフェロール(ビタミンE)』なのです。
『ビタミンE』は、不妊を防ぐビタミンとして発見されましたが、その後、強力な”抗酸化作用”があることが発見されました。
ビタミンEは「天然型のD型」を選ぼう
脂溶性ビタミンの『ビタミンE』は大きく分けると、『トコフェロール』と『トコトリエノール』の2種類があります。
そして、それぞれに「α(アルファ)」「β(ベータ)」「γ(ガンマ)」「δ(デルタ)」があり、合計8種類です。
さらに、天然型の「D型」と、合成型の「DL型」があります。
人体に使えるのは天然型の「D型」です。
※「ビタミンB」と「ビタミンC」は合成でも問題ないです。
サプリメントを選ぶときは、「天然型のD型」の『D-α トコフェロール』というものを選びましょう。
『ミックストコフェロール』も高評価
天然型のビタミンEである「D型」の4種類は、未だに未知の部分が多いです。
『ビタミンE』といえば、基本的に「D-α トコフェロール」のことをいい、多くの人が薦めているものです。
ですが、最近になって同じ天然型の「D-γ トコフェロール」が”ガン細胞を死滅させる”などの報告も多くなっています。
また「D-δ トコフェロール」の”抗酸化作用”が強いという報告もあります。
そのため、”藤川徳美”医師は4種類の天然型トコフェロールの入った「ミックストコフェロール」を推奨しています。
最強の抗酸化物質の『ビタミンE』の効果とは?
・(1)血行を改善する
・(2)運動能力が向上する
・(3)ホルモンを活性化させる
・(4)あらゆる病気の予防や治療に役立つ
(1)血行を改善する
ビタミンEを摂取することにより、血液を固める作用のある「トロンボキサン」を減少させます。
また、血管の膜を守って動脈硬化の予防や改善をし、老化を防ぎます。
そのため、ビタミンEは「若返りホルモン」とも言われています。
(2)運動能力が向上する
運動をすると多くの酸素を体内に取り込み、取り込んだ酸素の”43%”は、自動的にラジカル化(酸化)します。
そのため、体内に「過酸化脂質」という物質が増え、通常は「ゴム管」のような血管が、「鉄管」のようになってしまうのです。
この「過酸化脂質」が血管などの生体膜の柔軟性を奪い、機能が衰えていきます。
ビタミンEには、ラジカル化(酸化)を防ぐ、”抗酸化作用”があります。
ですので、ビタミンEを摂取すると、体内で酸素を有効に使うことができ、血行改善の効果と相まって”心肺機能を向上”させる作用が期待できるということです。
(3)ホルモンを活性化させる
ビタミンEの摂取で『テストステロン』を増やすことができます。
テストステロンは「コレステロール」から作られます。
コレステロールからテストステロンに変換されるまでの過程でビタミンEが使われます。
(4)あらゆる病気の予防や治療に役立つ
ビタミンEは「発見されたすべての病気を治す」とも言われています。
シュート兄弟の研究と報告
1936年 狭心症を改善
1940年 子宮内膜症、繊維種、動脈硬化病変を改善
1945年 皮膚や粘膜の出血を改善、糖尿病患者において、インスリンの必要量を減らす
1946年 外傷や火傷の治療を促す、間欠性跛行、急性腎炎、血栓症、肝硬変、静脈炎、不整脈を改善
1947年 壊疽(えそ)、バージャー病(血管炎)、網膜炎、脈絡網膜炎を改善
1948年 全身性エリテマトーデス、息切れを改善
1950年 静脈炎、重症の火傷に効果がある
このほかにも、てんかん、吸収不良症候群、クローン病、免疫機能向上、抗加齢、がん、冠動脈疾患など「すべての疾患の死亡率を下げる」という結果もあります。
『ビタミンE』の摂取方法
ビタミンEには、天然型の「D型」と、合成型の「DL型」があります。
人体に使えるのは天然型の「D型」です。
安いサプリメントには「DL型」のものもあるので注意が必要です。
多くの研究では天然型の「D型」、「D-α トコフェロール」というものを使っています。
ですが、最近では「D-γ トコフェロール」や「D-δ トコフェロール」も効果が高いと評価されています。
ですので、天然型の4種類のトコフェロールを含んだ『ミックストコフェロール』を選びましょう。
→ オススメの『ビタミンE(ミックストコフェロール)』はこちら
また、「トコトリエノール」も非常に強い”抗酸化作用”がある、と分かってきました。
ですので、「トコフェロール」と「トコトリエノール」の8種類を含むビタミンEの『フルスペクトラムビタミンE』選ぶのもオススメです。
ですが、非常に良いものですが、入手しにくく高価です。
”山本義徳”先生は『フルスペクトラムビタミンE』を推奨しています。
→ オススメの『ビタミンE(フルスペクトラムビタミンE)』はこちら
オススメの摂取量
1日1回、脂質の多い食事と一緒に摂りましょう。
※ビタミンEの「過剰症」は”ほとんど見られない”とされています。
『ミックストコフェロール』の摂取量:「400〜800IU」
『トコトリエノール』の摂取量:「50〜100mg」
健康になりたい人は『メガビタミン』を実践しよう
私たちが、普段の食事から摂取できている『ビタミンE』の量は「12IU」と言われています。
『厚生労働省の定める推奨摂取量』は「22IU」です。
ですが、この量はアンチエイジングや、治療量には全然足りません。
オーソモレキュラーの医師は、心疾患に対しては「3,000IU」まで使用しています。
※オーソモレキュラーとは、適切な食事やサプリメント、点滴、糖質制限を用いて様々な病気を治す医療のことです。
健康のためには、『ビタミンE』だけでなく、他のビタミン・ミネラルも重要です。
人生100年時代を、健康に生きたい人は『メガビタミンのやり方を紹介(メガビタミン健康法』目を通しましょう!