✔︎ この記事を読むと解決できる悩み
『ビタミン』って体内でどんな働きをしているの?
『ビタミン』ってどのくらいの“量“を摂ればいいの?
野菜は食べる必要ないって聞いたけどほんと?
今回の記事は、筋肉博士”山本義徳”先生の書籍『アスリートのための最新栄養学(下)』を参考にしています。
この記事を読むと、「ビタミンが体内でどんな働きをしているのか」サクッと理解できますよ!
最後まで読んだあなたは「マルチビタミンを買おう!」と言っていると思います!
そもそも『ビタミン』ってなに?
✔︎ 『ビタミン』Wikipediaより
生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、その生物の体内で十分な量を合成できない炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物の総称である(なお栄養素のうち無機物はミネラルである)。
Wikipediaより
これだと分かりづらいですよね。
簡単に言うと、「炭水化物」「タンパク質」「脂質」以外で、人間が生きていく上で必要な栄養素です。
人間に必要な栄養素を『5大栄養素』と言います。
そのうちの“1つ“が『ビタミン』です。
『5大栄養素』は、「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」です。
今回は、その中の『ビタミン』について解説していきます。
『ビタミン』がないと“代謝“が悪くなる
私たち人間は、“生きていくため“に食事をします。
そして、食事を消化したり、エネルギーを作ったり、筋肉や骨、内臓の細胞を常に新しく入れ替えたりと、いろんな生体反応が起きています。
この一連の流れを『代謝』といいます。
「代謝」に必要なのが『酵素』
「代謝」という一連の流れに必要になるのが『酵素』です。
『酵素』にはたくさんの種類があります。
みなさんがよく聞く、「消化酵素」や「抗酸化酵素」、「エネルギーを合成する酵素」、「DNAを複製する酵素」など、たくさんの種類があります。
それらの酵素は『タンパク質』から作られます。
そのため、「酵素」を作ってスムーズな「代謝」を行うためには、十分な量の“タンパク質“を摂る必要があります。
「酵素」の生成に必要なのが『ビタミン』
「酵素」は“タンパク質から作られる“と言いましたが、「酵素」は単体だと、うまく“化学反応“を起こすことができません。
そこで、“化学反応“をうまく起こすために必要になるのが『補酵素』です。
そして、この「補酵素」の多くが『ビタミン』ということです。
たとえば「ビタミンB6」は、「アミノ酸」の代謝で“補酵素“として働きます。
つまり「ビタミンB6」が不足した状態だと、スムーズに「アミノ酸」の代謝を行うことができないということです。
「タンパク質を大量に摂っているトレーニーは、ビタミンB群が大量に必要だ」というのは、このためです。
『ビタミン』が“大量に必要“な理由とは?
ビタミンは、厚生労働省で”推奨摂取量”が決まっていますが、全員に当てはまるものではありません。
たとえば、「この人は、ビタミンCは吸収の効率が悪いから、推奨量より多めに必要」
「でも、ビタミンB1は吸収の効率が良いから、推奨量より少なくても良い」など
「誰が」「どのビタミンを」「どのくらいの量を」摂取したら良いのか分かりません。
「ビタミンは大量に摂取したほうが良い」理由を“2つの理論“から解説します。
『パーフェクトコーティング』とは
私たちの体内には、「自ら合成できるビタミン」や「食事から摂取したビタミン」が存在します。
しかし、代謝をスムーズに行うには「酵素」と「補酵素(ビタミンなど)」が、偶然うまい具合に出会わなければいけません。
そこで、出会う確率を上げるためには、「大量にビタミンを摂取すればよい」ということになります。
「酵素」と「補酵素」がうまく結びついて、“目的の物質ができるまで“の代謝のことをまとめて『コーティング』と言います。
そして、全ての代謝が滞りなくスムーズに行われ、目的の物質を作れるような状態を保っていくことを「パーフェクトコーティング」と言います。
DNAによって(人によって)、ビタミンの必要な量は変わってきます。
ですので、自分には「どのくらいビタミンが必要か」というのは分かりません。
そのため「パーフェクトコーティング」にするためには、十分な量のビタミンを摂取する必要があるということです。
『ビタミンカスケード』とは
『カスケード』は”段々滝”という意味です。
『ビタミンカスケード』を”ビタミンCに例えて”説明します。
滝の1番上から”ビタミンCの水”を流していきます。
最初の段で「コラーゲンの合成」に水が流れます。
2段目は「インターフェロンの合成」
3段目は「活性酸素の除去」
4段目で「鉄の吸収促進」
この後にまだ、「アルコールの分解」や「副腎皮質ホルモン合成」などが残っています。
ですが、上から流す”ビタミンCの水”が少ないと、カスケードの1番下までたどり着けません。
こうなるとこの人は、「怪我をしにくい(コラーゲンの生成)」「風邪や癌になりにくい(インターフェロンの合成)」ですが、
「アルコールの分解はできない」「ストレスに弱い(副腎皮質ホルモン合成ができない)」こういう人になります。
このカスケードの順番は『DNA』によって異なります。
「アルコールの分解」がカスケードの上の方にある人もいれば、「コラーゲンの生成」が下の方にあり、怪我をしやすい人がいたりします。
この問題を解説する方法は1つです。
大量にビタミンCを摂取して、カスケードの1番下まで”ビタミンCの水”が流れるようにすれば良いということになります。
これが『ビタミンカスケード』の理論であり、『メガビタミン』が効果的な理由です。
『野菜』からビタミンを摂る“問題点“
みなさんが「ビタミン」を摂ろうとして食べるのは『野菜』だと思います。
ですが、現在の野菜には多くの問題点が存在します。
- 農薬や除草剤の使用により、栄養そのものが減っている
- 農薬や除草剤自体の悪影響
- 現代の忙しい生活では、毎日自炊をするのは大変
- 十分な量のビタミンを食事から摂取するのは不可能(ビタミンCを1g摂ろうとしたらレモンを1kg食べなきゃならない)
- 無農薬の野菜など、栄養が豊富な野菜は高価なのでお金がかかる
- 野菜自体に、外敵に食べられないようにするために「アク」など毒性のものが入っている
これらのことから、食事で必要な量のビタミンを取ることは諦めたほうが良いです。
毎日、安定的にビタミンを摂るために、マルチビタミンの『サプリメント』を活用しましょう。
ビタミンは『マルチビタミン』から摂ろう!
『ビタミン』は体内で、とても重要な働きをしています。
不足すれば、代謝がスムーズに行われなくなり、身体に不具合が出てきます。
そして、野菜から『ビタミン』を摂るのは“不可能“だと分かったと思います。
『マルチビタミン』を摂取すれば、ビタミンが足りなくなる不安も無くなります。
ぜひ『オススメのマルチビタミン』から、自分に合った商品を見つけてください!
より健康になりたい人、アンチエイジングに興味のある人は、こちらの『メガビタミンのやり方』の記事も目を通してみてください!