この記事を読むと分かること
・水抜き・塩抜きの「やり方」
・水抜き・塩抜きに必要な「サプリメント」
「”むくみ”のない最高のコンディションで、コンテスト当日を迎えたい…」
ボディビル・フィジークなど、フィットネス系のコンテストに出場している人は、誰もがこのように考えると思います。
そして、”むくみ”のない最高のコンディションにするために必須なのが「水抜き・塩抜き」
この記事では、近年、多くのボディビルダーやフィジーカーが行っている「失敗しない水抜き・塩抜きのやり方」と「必要なサプリメント」を紹介します。
実際、僕はこの記事のやり方で水抜き・塩抜きを行い、JBBF主催のフィジーク県大会で2位になることができています。
最後にオススメのサプリメントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
■水抜き・塩抜きとは?
「水抜き・塩抜き」を簡単に説明すると、ステージ上で「皮膚のドライ感・カットを出すために”水と塩”を制限すること」です。
ナトリウム(塩分)は腹部に溜まりやすいため、水と塩の摂取をコントロールしないと体脂肪率が低くても、お腹周りだけ”ボテッと”してしまうことがあります。
審査員に評価されるためにも、コンテストに向けて「水」と「塩」の調整はしっかりと行いましょう。
◎水抜き・塩抜きのやり方
「水抜き」のやり方
✓水を抜きすぎない
→ 細胞や血液から水が抜けると、パンプアップしなくなり、血管も見えなくなる
✓前日まで大量に「水」を飲む(体重の10%)
→ 体重70kgの人なら「1日に7リットル」
✓コンテスト当日は、控える程度にする
→ 完全に水を抜くのではなく、ほんの少し喉が乾いている状態をキープする
「塩抜き」のやり方
✓2週間前から、多めに塩分を摂取しておく
→ 普段の2割増しくらい。日本人の平均摂取量が11gなので「1日に15g程度」摂るようにする
✓前日に、塩分の量を”ふつう”に戻す
→ 日本人の平均摂取量の11g程度にする
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■水抜き・塩抜きに必要な「サプリメント」
水抜き・塩抜きは、普段よりも多めの水分を摂取するため”尿の量”が増えます。
すると、体内の栄養が抜け、尿路や腎臓に負担がかかります。
また、人によっては、”利尿作用”のあるサプリメントが必要になることもあるでしょう。
下記では、水抜き・塩抜きに失敗しないためのサプリメントを紹介します。
水抜き・塩抜きに必要なサプリメント
①マルチビタミンミネラル
②食物繊維
③カフェイン
④カリウム
一つずつ、解説します。
①マルチビタミンミネラル
水溶性ビタミン・電解質は、水分と一緒に体外に排出しやすいため、マルチビタミンミネラルとして「普段の1.5倍」を目安に摂取しましょう。
利尿作用を狙って、水溶性ビタミンの「ビタミンBコンプレックス」・「ビタミンC」を単体で摂取するという方法もアリだと思います。
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②食物繊維
水抜き・塩抜きを中は、たくさん水を飲んで排出するので、老廃物が溜まりやすくなります。
そのため、尿路・腎臓をキレイにする目的で食物繊維を「通常の1.5〜2倍」を目安に摂取すると良いでしょう。
腸の働きを活性する効果もあるので、サプリで摂取するなら”午前中”がオススメです。
③カフェイン
「ステージまでに水分が抜けきらなそう…」
このような人は、利尿作用のある「カフェイン」がおすすめです。
摂取量:1回200mgまで・1日400mgまで
これ以上摂取すると、頭痛・吐き気・めまいなど、カフェイン中毒を起こす可能性が高まります。
コンテストのためとはいえ、無理は禁物です。
④カリウム
上記で紹介した「カフェイン」と同様、「カリウム」にも利尿作用があります。
「むくみやすい体質」の人は、必要になることがあるかと思います。
しかし、カリウムはカーボアップもかねて、食材から摂取するのもアリです。
※100gあたりの含有量
・バナナ:360mg
・キウイ:300mg
・りんご:110mg
日本人の食事摂取基準だと1日3,000mg以上を目標としているので、1.5〜2倍の「4,500〜6,000mg」を目安に摂取すると良いでしょう。
■まとめ
今回は、水抜き・塩抜きに必要なサプリメントを紹介しました。
コンテスト当日に最高のコンディションを持ってくるために「水抜き・塩抜きは必須」です。
ぜひ、参考にしてください。
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水抜き・塩抜きと同時に「カーボアップ」を行うと、ドライ感が出した上で、張りのあるボディに仕上げることができます。
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